香港で
大規模な
抗議活動を
主催してきた
民主派団体の
代表が
都内の
大学で
講演し、「
民主主義や
自由について
考えることは、
香港だけでなく
世界の
人たちにとっても
重要な
問題だ」と
訴え、
日本の
人々との
連帯を
呼びかけました。26
日に
東京の
明治大学で
講演したのは、
去年6月以降、
香港で100
万人以上が
参加したとされる
大規模な
抗議活動を
主催してきた
民主派団体「
民間人権陣線」の
代表、
岑子杰
さん(しん・しけつ/32)です。
岑さんは今も続く抗議活動について「私たちの目標は普通選挙の実現だが、中国共産党は自由や民主主義を簡単には与えてくれない。私たちはさまざまな代償を支払わなければならない」と述べ、今後も香港政府や中国が市民の要求に応じるまで活動を続けていく考えを示しました。
そのうえで「民主主義や自由について考えることは、香港だけでなく、世界の人たちにとっても重要な問題だ」と訴え、日本の人々との連帯を呼びかけました。
講演を聴いた男子大学生は「抗議活動をする人たちの生の声を聞くことができてよかったです。香港が早く自由を取り戻し、平和が訪れてほしい」と話していました。