英国の北アイルランドの裁判所は25日、26歳の男に対し、SNSを通じて国内外の少なくとも70人の未成年者に対して脅迫や性的虐待などを行ったとして終身刑を言い渡しました。
終身刑が言い渡されたのはアレクサンダー・マッカートニー被告。当局によれば、被告は未成年に対して性的虐待や脅迫を行いました。2018年には米国で12歳の少女が自ら命を絶っていました。
被告はインターネット上で偽の情報や画像を使って身分を偽り、未成年者をだましていました。
当局によれば被告は若い女性のふりをして、SNSで被害者と仲良くなり、ヌード画像を送らせるなどしていました。被害者はその後、わいせつな画像や動画を送るように脅迫されたほか、時には危険な性行為を強要されました。
被告は、英国やアイルランド、米国、ニュージーランドの少女約3500人を標的としていました。