警察は、灯油とみられる油がふとんにしみこんだいきさつを調べています。
松本市内田の配達員、斉藤優花容疑者(25)はことし3月、息子の來心ちゃん(2)を油がしみこんだ布団の上に放置し、油が皮膚に触れたことによる炭化水素中毒と皮膚炎で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで警察に逮捕されました。
事件が明らかになってから1週間となる15日、自宅のアパート前には花が手向けられていました。
これまでの調べで、來心ちゃんが寝ていた布団には灯油とみられる油がしみこんでいて、皮膚のただれなどから、長時間、肌が触れるなどしていた可能性があるということです。
また、捜査関係者によりますと、調べに対し、容疑者は「ストーブを倒した」と供述しているということで、警察は灯油とみられる油がふとんにしみこんだいきさつを調べています。