神奈川県茅ヶ崎市に住む40代の女性は、ことし2月、94歳の祖母を亡くしました。
しかし、火葬の予約をしようとすると、混雑しているため一番早くても祖母が亡くなってから11日後になると言われたということです。 また、遺体の保管にかかる料金として1日あたりあわせて1万3千円、12日間で15万円以上が追加でかかることになりました。 もう少し待つ日にちが少ない、ほかの自治体の火葬場も考えましたが、移動料金などで費用の総額は変わらず、そのまま11日後に火葬して祖母を見送ったということです。 女性は「年金生活の両親にとって追加の費用は大きな負担になりました。待つ日数が長いことも、費用がかさむことも初めての経験で、本当に驚いてしまいました」と話していました。
川崎市にある冷蔵設備メーカーは、これまで主にコンビニエンスストア向けの冷蔵庫を手がけていましたが、遺体を安置するために使用する冷蔵庫の去年の受注件数は4年前の2019年に比べて5倍に増え、ことしはさらに増えているということです。
▼新型コロナの感染拡大を背景に葬儀を行わない「直葬」が増えたことや ▼火葬場が混雑し遺体の安置期間が長引くケースがあることから火葬場からの注文も伸びているということです。
政令市の中で最も人口が多い横浜市では昨年度、4か所ある市営の施設で3万4千件の火葬が行われましたが、市によりますと、すぐに予約をとるのは難しく、平均すると5日から6日程度待つということです。 このため、これまで「縁起がよくない」として行われていなかった「友引」の日にも受け入れる火葬場の数を増やす対応を進めているということです。
横浜市の山口真斎場整備担当課長は「増え続ける需要に対応して、安定した火葬を提供しなければならないので既存の施設での努力と、新しい施設の着実な整備を進めていきたい」と話していました。
遺体を安置する冷蔵庫 受注件数4年前の5倍に
横浜市 火葬場は「友引」も受け入れ 新施設の建設も計画
火葬の専門家「火葬場建設に抵抗感も イメージ変える工夫を」
死亡者は今後も増加 元気なうちにするべきことは
「多死社会」に対応しようとする自治体やメーカーの動きを取材しました。
去年1年間に国内で死亡した日本人は156万人余りと、前の年より9%近く増え、統計を取り始めて以降最も多くなりました。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年1年間に国内で死亡した日本人の数は、概数で156万8961人で、前の年より12万9105人、率にして8.9%増え、1899年に統計を取り始めて以降、最も多くなりました。
死亡する人の数は平成元年と比べるとおよそ2倍、この20年でも1.5倍に増えています。
死因ごとにみますと、
▼最も多いのは「がん」で38万5787人と全体の24%を占めていて、次いで
▼「心疾患」が23万2879人(14%)、
▼「老衰」が17万9524人(11%)などとなっていて、
▼「新型コロナ」で死亡した人は4万7635人でした。
火葬待ち長期化 費用かさむケースも
亡くなる人の数が増加する中で家族などを火葬するまでの期間がこれまでより長くなり、必要な費用がかさむケースも出ています。
女性は、高齢の両親の代わりに孫にあたる自分が葬儀会社と必要な手配を行うことにして、葬儀は行わず火葬場でお別れをする「直葬」のプランを選びました。
こうした中、新たな需要の増加に応えようとする動きも出ています。
▼首都圏などの葬儀会社からの受注が増えたほか、
冷蔵設備メーカー「たつみ工業」の岩根弘幸代表取締役は「冷蔵設備はご遺体の保管にも適していて、冷蔵庫メーカーとして培った技術で貢献できればと思っています」と話していました。
主に大都市部で、亡くなった人の火葬までの時間が長期化するケースも出る中で、新たな火葬場の建設や改修などで受け入れられる件数を増やそうとする自治体もあります。
しかし、今後も市内で最期を迎える人の数はさらに増えていく見込みであることから、現在、3年後の運用開始を目指して新たな施設を建設する計画を進めています。
火葬をめぐる問題に詳しい、一般社団法人・火葬研の武田至代表理事は「人口が集中する都市部では死亡する人も増えているため火葬能力が追いついておらず、新たに建設するにも、用地や住民の合意を得る難しさから進まない自治体もある。お別れや収骨を短時間で終わらせるなど時間の制限を行うことで何とか対応しているという状況だ」と指摘しています。
その上で、「地方では死亡者の数は減少に転じているところもあるが、都市部ではまだこれから増加する見込みで、近くに火葬場ができるとなると抵抗を感じる人も多いと思うが、例えば、景観のよい所にある施設を増やして施設のイメージを変えていくなど、できる工夫をしていく必要もあるのではないか」と話していました。
米 FRB 利下 げを見送 り 政策 金利 の据 え置 き決定 5 会合 連続
ふるさと納税 寄付 総額 昨年度 は過去 最高 の1 兆 2700 億 円 余
国立社会保障・人口問題研究所がまとめた将来推計人口によりますと、1年間に死亡する人の数は今後も増え続け、2040年にはおよそ167万人とピークを迎えたあとは減少に転じるものの、2070年まで年間150万人以上で推移する見込みです。
人生の終わりへ向けた準備を行う「終活」に詳しいシニア生活文化研究所の小谷みどり代表理事は葬儀や火葬のあり方について、「今後はさらに高齢化が進み、亡くなる人を家族の力だけで支えることができないという問題や、増えていく死者を誰が弔うのかという問題が出てくる。人生をどう締めくくり、亡くなったあとに誰に知らせて欲しいのか家族で話し合ったり、家族以外でも近くの人や友人など自分の意思を託せるつながりを元気なうちに持っておくことが大事だと思う」と話していました。
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ガザの赤 ちゃんたち、ミルクがなくて苦 しんでいます
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출처: CNN
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Jul 31, 2025 07:07
【ライブ】北海道 ~沖縄 の太平洋 側 など津波 注意 報 が継続 中
ロシアのカムチャツカ半島付近で30日発生した巨大地震で、気象庁は、北海道と東北の太平洋側に出していた津波警報を、30日夜、津波注意報に切り替えました。北海道から沖縄県にかけての太平洋側などでは、しばらくは津波注意報が継続する見込みで、引き続き海岸や川の河口付近には近づかないようにしてください。
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출처: NHK
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Jul 31, 2025 08:07
「トモの日記 」しんぶんで 花 を うえる
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출처: TODAII
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Aug 1, 2025 07:08
【津波 警報 から一夜 明 け】宮城 では避難 所 のテントで寝泊 まり
津波警報が出されてから一夜が明けた31日、避難所となった宮城県名取市にある県の複合施設「まなウェルみやぎ」のホールでは、テントが張られていて2人が寝泊まりしていました。施設の担当者によりますと、この避難所には一時、500人以上が避難していたということです。施設では、30日は避難してきた人に対してパンや蒸した米を乾燥させた「アルファ化米」、それに水などを配ったということです。
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출처: NHK
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Jul 31, 2025 08:07
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、30日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。ただ、2人の理事が利下げを支持して反対する異例の状況にもなっていて、関税措置による影響が広がっているとの懸念も出る中、今後の利下げをめぐる判断が焦点となります。
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출처: NHK
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Jul 31, 2025 07:07
ラウラ・ダールマイアーさん、登山 中の事故 でなくなる
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출처: CNN
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Aug 1, 2025 07:08
300年前 に沈 んだイギリスの軍艦 、急 いで調査 が必要 な理由
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Aug 1, 2025 07:08
ふるさと納税で昨年度、全国の自治体に寄付された総額は1兆2700億円余りで、前の年度からおよそ1500億円増え、過去最高を更新しました。また、去年1年間にふるさと納税を利用して今年度の住民税の控除を受ける人はおよそ1080万人で、これまでで最も多くなりました。
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출처: NHK
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Jul 31, 2025 17:07