日本新聞: 沖縄新型コロナ感染急拡大新たな入院難しく軽症者施設を稼働

沖縄おきなわ新型しんがたコロナ感染かんせん急きゅう拡大かくだい新あらたな入院にゅういん難むずかしく軽症けいしょう者しゃ施設しせつを稼働かどう

Jun 26, 2023 16:06 1

Furigana

沖縄おきなわ県けんは、新型しんがたコロナの感染かんせんが急きゅう拡大かくだいして入院にゅういん患者かんじゃが増加ぞうかし、多おおくの病院びょういんで新あらたな入院にゅういん患者かんじゃの受け入うけいれが難むずかしくなっているとして、軽症けいしょう患者かんじゃを受け入うけいれる医療いりょう施設しせつを26日にちから那覇なは市内しないで稼働かどうさせました。

新型しんがたコロナウイルスの沖縄おきなわ県けんの感染かんせん状況じょうきょうは、6月つき18日にちまでの1週間しゅうかんで、1つの医療いりょう機関きかんあたりの平均へいきんの患者かんじゃ数すうが28.74人にんと、全国ぜんこく最多さいたとなっています。

入院にゅういん者しゃ数すうは県けん全体ぜんたいで500人にんを超こえ、医療いりょう機関きかんでの院内いんない感染かんせんも相次あいつぎ、救急きゅうきゅう部門ぶもんの診療しんりょうを制限せいげんする病院びょういんも複数ふくすう出でていて、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいがひっ迫ひっぱくしています。

これについて、玉城たまき知事ちじは26日にちに記者きしゃ会見かいけんを開ひらいて、県けんとして行おこなう緊急きんきゅうの対策たいさくを発表はっぴょうしました。

それによりますと、

▽65歳さい以上いじょうの軽症けいしょうの患者かんじゃを25人にんまで受け入うけいれて治療ちりょうできる施設しせつを26日にちから那覇なは市内しないで稼働かどうさせるとともに、

▽感染かんせん症しょう専門せんもんの医師いしなどでつくるチームを設置せっちして、県けんに助言じょげんしてもらうということです。

玉城たまき知事ちじは「救急きゅうきゅう医療いりょうに大おおきな負荷ふかがかかり、心筋しんきん梗塞こうそくや脳卒中のうそっちゅうなどの救急きゅうきゅう治療ちりょうが必要ひつような方ほうや、交通こうつう事故じこなどで外傷がいしょうを負おった方ほうの治療ちりょうが難むずかしくなり、救すくえるはずの命いのちを救すくうことができなくなる事態じたいが現実げんじつとなるおそれがある」と危機きき感かんを示しめしました。