일본어 뉴스: 新幹線の運転士走行中に運転室離れトイレへ JR東海が処分検討

新幹線しんかんせんの運転うんてん士し走行そうこう中ちゅうに運転うんてん室しつ離ばなれトイレへ JR東海とうかいが処分しょぶん検討けんとう

May 20, 2021 19:05

Furigana

5月つき16日にち、静岡しずおか県内けんないを時速じそくおよそ150キロで走行そうこうしていた東海道とうかいどう新幹線しんかんせんで運転うんてん士しがトイレに行いくために運転うんてん室しつから一時いちじ、離はなれていたことがわかりました。JR東海とうかいは運転うんてん士しの処分しょぶんを検討けんとうするとともに再発さいはつ防止ぼうしを徹底てっていするとしています。

JR東海とうかいによりますと、5月つき16日にちの午前ごぜん8時じ過すぎ、静岡しずおか県けんの熱海あたみ駅えきと三島みしま駅えきの間まを走行そうこうしていた東海道とうかいどう新幹線しんかんせんの下くだり、「ひかり633号ごう」で36歳さいの運転うんてん士しが運転うんてん室しつから一時いちじ、離はなれたということです。

運転うんてん士しは腹痛はらいたを感かんじたため車掌しゃしょうを運転うんてん室しつに呼よび、前方ぜんぽうの安全あんぜん確認かくにんをさせたうえで客室きゃくしつにあるトイレに行いくためにおよそ3分間ふんかん、離はなれたということです。

車掌しゃしょうは運転うんてん士しの免許めんきょを持もっていなかったということです。

新幹線しんかんせんは当時とうじ、時速じそくおよそ150キロで走行そうこうしていておよそ160人にんの乗客じょうきゃくが乗のっていたということで、JR東海とうかいは運転うんてん士しの処分しょぶんを検討けんとうしています。

JR東海とうかいの社内しゃない規定きていでは新幹線しんかんせんの運転うんてん士しが走行そうこう中ちゅうに体調たいちょうが悪わるくなった時ときは輸送ゆそう司令しれいに連絡れんらくし、車掌しゃしょうが運転うんてん士しの免許めんきょを持もっていれば運転うんてんを交代こうたいするか、もしくは一いち度ど、停車ていしゃしてから運転うんてん室しつを離はなれることになっています。

また東海道とうかいどう新幹線しんかんせんは駅えきに近ちかづくなどすると自動じどう的てきにブレーキをかけるATC＝自動じどう列車れっしゃ制御せいぎょ装置そうちと呼よばれる保安ほあん装置そうちがあるということです。

記者きしゃ会見かいけんしたJR東海とうかい新幹線しんかんせん鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶの近藤こんどう雅文まさふみ運輸うんゆ営業えいぎょう部長ぶちょうは、「東海道とうかいどう新幹線しんかんせんの乗務じょうむ員いんとしてあってはならない行為こういで極きわめて不適切ふてきせつな行為こういで、お詫おわび申し上もうしあげます」と話はなしていました。

JR東海とうかいは再発さいはつ防止ぼうしを徹底てっていするとしています。