栃木県芳賀町の
養鶏場で13
日、
複数のニワトリが
死んでいるのが
見つかり、
遺伝子検査の
結果、
鳥インフルエンザウイルスが
検出されました。
栃木県内の
養鶏場で
感染が
確認されたのは
初めてで、
県はこの養鶏場のニワトリ7
万羽余りの
殺処分を
進めています。
栃木県によりますと、13
日午前10
時ごろ、
芳賀町の
養鶏場から「ニワトリが35
羽死んでいる」という
連絡がありました。
県が遺伝子検査を行ったところ、高病原性の「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
これを受けて栃木県は13日夜に対策本部会議を開き、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ7万7000羽の殺処分を進めています。
また養鶏場から半径3キロ以内を、ニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に、半径10キロ以内を、その区域から外への出荷などを禁止する「搬出制限区域」に指定しました。
栃木県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認されたのは初めてです。
会議のあと福田知事は「対策を進めてきた中での発生で衝撃を受けている。原因究明はこれからだが、再発防止のため感染経路の確認をしてさらなる対策を徹底していきたい」と述べました。