国内外の
金融機関が
アメリカの
顧客との
取り引きで
損失が
生じるおそれが
あると
相次いで
発表する
中、みずほフィナンシャルグループもアメリカの
子会社で
日本円にして100
億円余りの
損失が
出るおそれのあることが
分かりました。
ただ、「
現時点で
業績予想に
影響を
与えるような
事象は
起きていない」としています。
関係者によりますと、みずほフィナンシャルグループでは、3月26日、アメリカの子会社による顧客との金融取り引きで、損失が出るおそれが生じたということです。
損失額はおよそ1億ドル、日本円にして100億円余りで、今後、増減する可能性があるということです。
該当する顧客は、アメリカの投資会社とみられます。
金融業界では、野村ホールディングスや三菱UFJ証券ホールディングスのほか、スイスの金融大手、クレディ・スイスがアメリカの顧客との取り引きで多額の損失が生じるおそれがあると相次いで発表していて影響が広がっている形です。
ただ、みずほは「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は起きていない」としています。