일본어 뉴스: 鹿児島トカラ列島近海で地震相次ぐ数日間続く可能性も

鹿児島かごしまトカラ列島れっとう近海きんかいで地震じしん相次あいつぐ数すう日間にちかん続つづく可能かのう性せいも

Apr 10, 2021 12:04

Furigana

9日にち夜よるから10日にち昼ひるにかけて、鹿児島かごしま県けんのトカラ列島れっとう付近ふきんを震源しんげんとする地震じしんが相次あいついでいて、十島としま村むらでは午前ごぜん7時じすぎの地震じしんで震度しんど4の揺ゆれを観測かんそくしました。気象台きしょうだいでは周辺しゅうへんにある活火山かっかざんとの関連かんれんは分わからないものの地震じしんが数すう日間にちかん続つづく可能かのう性せいがあるとして注意ちゅういを呼よびかけています。

10日にち午前ごぜん7時じ7分ふんごろ、鹿児島かごしま県けんの十島としま村むらの悪石島あくせきじまで震度しんど4、十島としま村むらの小しょう宝島たからじまと奄美あまみ市しで震度しんど3の揺ゆれを観測かんそくする地震じしんがありました。

気象庁きしょうちょうの観測かんそくによりますと、震源しんげん地ちはいずれもトカラ列島れっとう近海きんかいで、役場やくばによりますと、この地震じしんによるけが人けがにんなどの被害ひがいの報告ほうこくは入はいっていないということです。

十島としま村むらの悪石島あくせきじまと小しょう宝島たからじまの周辺しゅうへんでは9日にち夜よる11時半じはんから10日にち午前ごぜん11時半じはんまでに震度しんど1以上いじょうの地震じしんが合あわせて32回かい、断続だんぞく的てきに続つづいています。

気象台きしょうだいは周辺しゅうへんにある活火山かっかざんとの関連かんれんは分わからないとしたうえで、地震じしんが数すう日間にちかん続つづく可能かのう性せいがあるとして注意ちゅういを呼よびかけています。

専門せんもん家か「今後こんごの地震じしん活動かつどうに注視ちゅうしを」

地震じしんのメカニズムに詳くわしい、東京とうきょう大学だいがく地震じしん研究所けんきゅうじょの古村こむら孝志たかし教授きょうじゅは「トカラ列島れっとうの近海きんかいは、地震じしんが群発ぐんぱつ化かして発生はっせいすることで知しられている。同おなじような領域りょういきの比較的ひかくてき浅あさいところで地震じしんが相次あいつぐ傾向けいこうにあり、過去かこにも活動かつどうが活発かっぱつになると1日にちから1週間しゅうかん程度ていどは震度しんど1以上いじょうの地震じしんが頻発ひんぱつしている。2000年ねんにはマグニチュード5.9の地震じしんが起おきたあと、それが1か月かげつ間かん続つづいたこともある」と話はなしています。

そのうえで「今後こんごも地震じしんが続つづくことが考かんがえられ、崖がけ崩くずれのおそれがある場所ばしょなど危あぶない場所ばしょには近ちかづかず、より大おおきな地震じしんが起おきたり、震源しんげん域いきが拡大かくだいしたりしないか、地震じしん活動かつどうを注視ちゅうししていく必要ひつようがある」と話はなしていました。