和歌山市で
選挙の
応援に
訪れていた
岸田総理大臣の
近くに
爆発物が
投げ込まれた
事件は22
日で
発生から1
週間になりました。
警察が
容疑者のパソコンを
解析したところ、
自民党のホームページを
繰り返し、
閲覧した
履歴があったことが
分かりました。
警察は、インターネットで
選挙演説の
日程を
確認しながら
襲撃の
機会をうかがっていたとみて、
経緯を
調べています。
今月15日、和歌山市の漁港で衆議院の補欠選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣の近くに、筒状の爆発物が投げ込まれ、2人がけがをした事件で、警察は兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています。
捜査関係者によりますと、警察が、容疑者の自宅から押収したパソコンを解析したところ、自民党のホームページを繰り返し、閲覧した履歴があったということです。
自民党によりますと、
現場となった
漁港での
演説の
日時が
公表されたのは、
事件前日の14
日で、
午後5
時すぎに
党のホームページに
掲載されたということです。
岸田総理大臣が街頭で選挙の応援演説をするのは、去年夏の参議院選挙以来、9か月ぶりだったということです。
こうしたことから、警察は爆発物を準備した容疑者がインターネットで選挙演説の日程を確認しながら襲撃の機会をうかがっていたとみて、さらに詳しい経緯を調べています。