日本の多くの市や町などでは、20歳をお祝いする成人式を1月に行います。
兵庫県神戸市の成人式には、約1万人が参加しました。阪神・淡路大震災から今月17日で20年になります。震災の前やあとに生まれた子どもたちも20歳です。
会場では、震災で亡くなった人のために、みんなで静かに祈りました。そして、8人が「私たちは神戸の復興と一緒に成長してきました。阪神・淡路大震災を決して忘れません」と誓いました。
参加した大学生は「震災のとき、私は生まれて2か月の赤ちゃんでした。母が私を守ってくれたと聞きました。震災を経験した私たちが、次の世代にも伝えていきたいです」と話していました。