ことしの1月17日で、阪神・淡路大震災から20年になりました。東京の大田区は18日、地震が起きたときのための訓練を行って、近くに住んでいる外国人が参加しました。
会場の蒲田小学校には、中国やベトナムなど14の国と地域から来た外国人が約100人集まりました。外国人たちは消火器を使って火を消す練習をしました。消防署の人や通訳の人が手伝って、日本語で消防署に電話をして、けが人が出たことを伝える練習もしました。
大田区にある羽田空港は、国際線が増えています。大田区に住む外国人は1万9000人以上で、10年前より約20%増えています。大田区は、これからも外国人に訓練に参加するように伝えていくと話していました。