4日、台湾の台北から金門島に向かっていたトランスアジア航空の飛行機が、出発してすぐ、上と下が反対になって近くの川に落ちました。この飛行機には客など58人が乗っていました。
日本の時間の5日昼までに31人が亡くなりました。15人は助かりましたが、12人が行方不明になっています。消防や軍などは、大きく壊れた飛行機を岸に上げたり、行方不明になっている人をさがしたりしています。
台湾のテレビなどによると、飛行機は空港を出発して約2分後に、「エンジンが故障した」などと空港に伝えたあと、連絡できなくなりました。近くを走っていた車のカメラには、飛行機のバランスが悪くなって落ちてくる様子が映っていました。