ウクライナの東では、ウクライナの政府の軍と、政府に反対してロシアに考え方が近い人たちとの間で戦争が続いています。去年4月に戦争が始まってから5300人以上が亡くなっています。
11日夜、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領がウクライナの隣の国のベラルーシに集まりました。そして、戦争をやめるための話し合いを約16時間続けました。
その結果、2月15日午前0時から戦争をやめることになりました。戦争をしないようにする場所を50km以上作って、そこにある大きな武器をほかの場所に持っていくことなども決まりました。
しかし、停戦ライン(=戦争をどこでやめるか地図に書いた線)をどこにするかは、はっきり決まりませんでした。本当に戦争がなくなるかどうかまだわかりません。