海に流れたプラスチックはずっと海の中に残ります。細かくなって魚や動物が食べてしまうため、世界で問題になっています。
アメリカとオーストラリアの研究チームは、海がある192の国などで1人が出したごみの量や、ごみの中のプラスチックの量などを調べました。そして、世界の海にプラスチックのごみがどのくらいあるか計算しました。その結果、1年に480万t〜1270万tになることがわかったと発表しました。
国では中国が1番で、最も多い計算では353万tになりました。2番はインドネシアで129万t、3番はフィリピンで75万tでした。経済がどんどん発展して人口が増えているアジアの国が多くなっています。
研究チームは、このままだと2025年には10倍以上に増えるかもしれないと言っています。プラスチックのごみを少なくしたり、リサイクルしたりする必要があると言っています。