「意識がない間、自分の棺が焼かれているのを見下ろす夢を見ました。苦しくて何度も『舌をかんで死のう』と思いました。今でも思い出すと寝られなくなるんです」
去年12月、新型コロナウイルスに感染して11日間にわたって意識不明となり、死のふちに立たされた男性が証言しました。
なんとか一命をとりとめたものの、退院したあとに感じたのは感染した人への強い“風当たり”。そして、今も消えることのないウイルスへの恐怖でした。
「みんなで立ち向かっていける社会にしたい」
自身の体験と今、伝えたい思いを語ってくれました。
