日本新聞: 市立船橋高校の応援曲を作曲亡き卒業生の特別展千葉船橋

市立しりつ船橋ふなばし高校こうこうの応援おうえん曲きょくを作曲さっきょく亡なき卒業そつぎょう生せいの特別とくべつ展てん千葉ちば船橋ふなばし

May 27, 2022 13:05

Furigana

千葉ちば県けん船橋ふなばし市しの市立しりつ船橋ふなばし高校こうこうで、吹奏楽すいそうがくに打ち込うちこんで20歳さいで亡なくなった卒業そつぎょう生せいを描えがいた映画えいがの公開こうかいに合あわせ、特別とくべつ展てんが開ひらかれています。

27日にち公開こうかいの映画えいが「20歳さいのソウル」は、「イチフナ」の愛称あいしょうで親したしまれている市立しりつ船橋ふなばし高校こうこうの吹奏楽すいそうがく部ぶでトロンボーンを担当たんとうし、卒業そつぎょう後ごの2017年ねんにがんのため20歳さいで亡なくなった浅野あさの大義たいぎさんが主人公しゅじんこうのモデルとなっています。

浅野あさのさんが母校ぼこうのために作つくった「市し船せんsoul」という応援おうえん曲きょくは、高校こうこう野球やきゅうの大会たいかいで演奏えんそうすると得点とくてんにつながるなどと今いまも受け継うけつがれています。

展覧てんらん会かいでは、浅野あさのさんが愛用あいようしていたキーボードや高校こうこう時代じだいの写真しゃしんなどが展示てんじされているほか、告別こくべつ式しきで吹奏楽すいそうがく部ぶの卒業生そつぎょうせいら164人にんが「市し船せんsoul」を演奏えんそうしたときの映像えいぞうや寄せ書よせがき、横断幕おうだんまくも飾かざられています。

展覧てんらん会かいを訪おとずれた男性だんせいは「息子むすこがイチフナに通かよっているので感情かんじょうを移入いにゅうして見みました。浅野あさのさんは短みじかい人生じんせいだったけど、生いき切きったと思おもいました」と話はなしていました。