パドレスが2勝1敗でリーグ優勝決定シリーズに王手をかけ、ドジャースが敗れれば敗退となります。
◇第1打席 セカンドゴロ
大谷選手は1番・指名打者で出場し、プレーボール直後の1回、第1戦から中3日で先発マウンドに上がったパドレスのシース投手と対戦しました。
第1戦では大谷選手がスリーランホームランを打った相手でしたが、この打席は159キロのストレートを打ってセカンドゴロに倒れました。
ドジャースは続く2番・ベッツ選手が、2試合連続となるソロホームランを打って1点を先制しています。
◇第2打席 タイムリーヒット
ドジャースが1点リードで迎えた2回、大谷選手はツーアウト一塁三塁のチャンスで第2打席に立ち、シース投手の初球、高めのスイーパーを引っ張ってライト前に運び、タイムリーヒットで追加点をあげました。大谷選手の打点は第1戦以来、3試合ぶりです。
ドジャースはこのあとベッツ選手にもタイムリーが出て3対0とリードを広げています。
◇第3打席 フォアボール
ドジャースは3回、5番・スミス選手のツーランホームランで5対0とリードを広げました。
大谷選手は4回、ワンアウトランナーなしの場面で第3打席に立ち、フォアボールを選びました。
続くベッツ選手が深い当たりのセンターフライとなった直後、大谷選手は好判断で二塁へタッチアップを決めて持ち味の俊足を生かしました。
このあと、3番のテオスカー・ヘルナンデス選手が三塁線へのヒットを打ち、大谷選手は二塁から一気にホームを狙いましたが、打球が塁審の手に当たって抜けなかったため、パドレスのサード、マチャード選手がすぐにボールを拾ってホームに送球しました。
大谷選手はタッチアウトとなり、追加点とはなりませんでした。
◇第4打席 フォアボール
ドジャース5点リードのまま迎えた6回、大谷選手はツーアウト一塁で第4打席に入りました。
パドレス4人目の右腕、エストラーダ投手の6球目、インコースのスプリットを引っ張り、ライトへ鋭い打球を飛ばしましたが、惜しくもポールの外側にそれてファウルとなりました。
このあとフルカウントとなってから9球目まで粘ってフォアボールを選んで出塁し、チャンスを広げました。
ドジャースは2番・ベッツ選手がファーストフライに倒れて追加点はならず、5対0のままとなっています。
大谷選手はここまで2打数1安打1打点、フォアボールが2つとなっています。