ことしのノーベル
平和賞に
選ばれた
日本被団協=
日本原水爆被害者団体協議会の
箕牧智之代表委員が
広島市の
平和公園を
訪れ、
核兵器廃絶を
訴える活動をしてきた
先人たちに
受賞が
決まったことを
報告しました。
広島県被団協の理事長で日本被団協の箕牧代表委員は、13日午前広島市中区の平和公園を訪れ、原爆慰霊碑に向かって「核兵器廃絶を諦めません」と報告しました。
そして広島県被団協の初代理事長で、日本被団協の代表委員として核廃絶活動の先頭に立ってきた森瀧市郎さんや、箕牧代表委員の前に代表委員を務め、3年前に亡くなった坪井直さんの名前が書かれた紙が飾られた花束を供えました。
13日の平和公園には多くの人が訪れていて、箕牧代表委員は、親戚に被爆者がいる女性やアメリカやノルウェーの旅行者から声をかけられ、一緒に写真を撮ったり、握手したりしていました。
箕牧代表委員は「森瀧さんや坪井さんをはじめ被爆者や無念の死を遂げた人にノーベル平和賞をいただくことになりましたと報告しました。坪井さんもきっと『箕牧、頑張れよ』と言ってくれていると思います。これからも世界中の人が協力して核兵器をなくす運動に参加してほしい」と話していました。