日本新闻: 北朝鮮朝鮮労働党の機関紙「140万人余りの若者が軍へ志願」

北朝鮮きたちょうせん朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとうの機関きかん紙し「140万まん人にん余あまりの若者わかものが軍ぐんへ志願しがん」

Oct 16, 2024 12:10

Furigana

北朝鮮きたちょうせんの朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとうの機関きかん紙しは、韓国かんこくが首都しゅとピョンヤンに対にたいし、重大じゅうだいな主権しゅけん侵害しんがいを行おこなったとして、140万まん人にん余あまりの若者わかものたちが、軍ぐんへの入隊にゅうたいや復ふく隊たいを志願しがんしたと伝つたえました。

北朝鮮きたちょうせんは、ピョンヤン上空じょうくうに今月こんげつ、韓国かんこくが無人むじん機きを飛とばしてビラをまいたと主張しゅちょうし、報復ほうふく措置そちも辞じさない姿勢しせいを示しめしています。

16日にち付づけの朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう機関きかん紙し「労働ろうどう新聞しんぶん」は、韓国かんこくが首都しゅとに対にたいして、重大じゅうだいな主権しゅけん侵害しんがいを行おこなったとした上うえで、15日にちまでの2日間にちかんで各地かくちであわせて140万まん人にん余あまりの若者わかものたちが、軍ぐんへの入隊にゅうたいや復ふく隊たいを志願しがんしたと伝つたえました。

そして「戦争せんそうを勃発ぼっぱつさせようと犯罪はんざいまで起おこす連中れんちゅうとの悪縁あくえんを絶たとうとする新あたらしい世代せだいの復ふくしゅう心しんのあらわれだ」として、韓国かんこくへの対決たいけつ姿勢しせいを強調きょうちょうしました。

専門せんもん家かからは、無人むじん機きをめぐる北朝鮮きたちょうせんの対応たいおうについて、韓国かんこくを平和へいわ統一とういつの対象たいしょうではなく敵対てきたい国こくとみなす政策せいさくを、国民こくみんに浸透しんとうさせたいというねらいがあるとの指摘してきも出でています。

一方いっぽうで北朝鮮きたちょうせんは15日にち、韓国かんこくとつながる北朝鮮きたちょうせん側がわの道路どうろと鉄道てつどうの一部いちぶを爆破ばくはしたことについては、これまでのところ発表はっぴょうしていません。

青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかん「情報じょうほう収集しゅうしゅう分析ぶんせき警戒けいかい監視かんしに全力ぜんりょくを」

青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかんは記者きしゃ会見かいけんで「北朝鮮きたちょうせんの行為こういは南北なんぼく間かんの緊張きんちょうを高たかめるもので、事態じたいのエスカレーションにつながらないことが重要じゅうようだ。今後こんごの北朝鮮きたちょうせんの動向どうこうなどに関にかんし、必要ひつような情報じょうほうの収集しゅうしゅう・分析ぶんせきや警戒けいかい・監視かんしに全力ぜんりょくを挙あげていく」と述のべました。

また北朝鮮きたちょうせんがロシアとの軍事ぐんじ協力きょうりょくを強つよめていることについて「ウクライナ情勢じょうせいのさらなる悪化あっかを招まねくのみならず、わが国わがくにを取り巻とりまく地域ちいきの安全あんぜん保障ほしょうに与あたえる影響えいきょうの観点かんてんから深刻しんこくに憂慮ゆうりょすべきだ。安保理あんぽり決議けつぎの完全かんぜんな履行りこうやウクライナの1日にちも早はやい、公正こうせいかつ永続えいぞく的てきな平和へいわの実現じつげんに向むけ、国際こくさい社会しゃかいと緊密きんみつに連携れんけいして取り組とりくむ」と述のべました。