17日、
茨城県稲敷市の
廃油のリサイクル
工場で
1人が
死亡した
火災で、
倉庫内では
廃油が
入った
ドラム缶百数十本が
燃えたと
見られることが
警察への
取材でわかりました。
警察や
消防などは、
18日午前から
合同で
現場検証を
行い、
出火原因を
調べています。
17日正午ごろ、
茨城県稲敷市釜井の
工業団地にある「
三和油化工業」茨城工場の
倉庫がおよそ
4時間半、
燃え
続け、
焼け跡から
1人が
遺体で
見つかりました。
警察は、
火災のあと
連絡が
取れなくなっている
40代の
男性従業員の
可能性があると
見て
確認を
進めています。
警察や消防、それに労働基準監督署は、18日午前9時半ごろからおよそ60人の態勢で合同で現場検証を行っています。現場検証では、焼け落ちた倉庫の状況を調べたり、小型の無人機「ドローン」を使って上空から焼けた状況を確認したりしていました。
これまでの調べで、燃えたのは工場の敷地内にある倉庫に保管されていたアルコールやシンナーなどの廃油が入ったドラム缶で、百数十本が燃えたと見られることが警察への取材でわかりました。
警察によりますと、火が出た当時、ドラム缶を倉庫に運び込む作業をしていたということで、警察などは出火原因を調べるとともに、工場の安全管理に問題がなかったか確認を進めています。