大相撲夏場所初日の14
日、
3場所連続優勝を
目指す
横綱・
稀勢の
里は
漫画「
北斗の拳」のキャラクターの
化粧まわしを締めて、
東京の
本場所で
初めての
横綱土俵入りを
行いました。
横綱として
初めて
両国の
国技館で
行われる
本場所に
臨む
稀勢の
里は、
初日の
14日、
漫画「
北斗の
拳」のキャラクター、「
ラオウ」が
描かれた
化粧まわしを
締めて、「
雲竜型」の
土俵入りを
行いました。
また、太刀持ちの関脇・高安は主人公の「ケンシロウ」、露払いの前頭8枚目・松鳳山は「トキ」が描かれた化粧まわしを締めました。
この三つぞろいを贈った会社によりますと、稀勢の里は先代の師匠の元横綱・隆の里の鳴戸親方から「孤独にならないと強くならない」と教えられてきたことから、主人公の「ケンシロウ」でなく、孤独に戦う「ラオウ」をみずから選んだということです。
稀勢の里は14日の土俵入りでは、先場所のけがを負ったあととは違い、左腕や左胸にテーピングはなく、両手を打ち合わせる「かしわ手」も力強さが戻って「バチン」と大きな音を会場に響き渡らせていました。