菅官房長官は、
日本を
訪れている
中国の
楊国務委員と
会談し、ことし
7月に
ドイツで
開かれる
G20サミットに合わせて、
日中首脳会談を
行うことも
視野に、
両国の
関係改善に
向けた
努力を
継続していくことで
一致しました。
菅官房長官は
31日午前、
総理大臣官邸で、
中国の
外交を
統括する楊
国務委員と、およそ
35分間にわたって
会談しました。この
中で、
菅官房長官は、ことしが
日中国交正常化45周年、
来年は
日中平和友好条約締結40周年の
節目を
迎えることも
踏まえ、
観光や
経済分野で
両国間の
人の
往来を
活性化することなど
を通じて、
日中関係のさらなる
改善につなげたいという
考えを
伝えました。
これに対し、楊国務委員は賛同する考えを示し、ことし7月にドイツで開かれるG20サミットに合わせて、安倍総理大臣と習近平国家主席による日中首脳会談を行うことも視野に、両国の関係改善に向けた努力を継続していくことで一致しました。
これに関連し、萩生田官房副長官は記者会見で「本日午前9時半からおよそ35分間、菅官房長官は楊国務委員の表敬を受けたと聞いている。日中関係を中心に前向きな意見交換を行ったと承知している」と述べました。