プロ野球、
中日の
荒木雅博選手が
3日、ナゴヤドームでの
楽天戦で
通算2000本安打を
達成しました。
荒木選手は、
通算2000本安打まで
残り
39本で
今シーズンを
迎え、
開幕から
順調にヒットを
重ねて
節目の
記録達成まであと
1本として、
3日の
楽天戦に
臨みました。
荒木選手は2番・セカンドで先発出場し、4回の第2打席にワンアウトランナーなしの場面で美馬学投手からライトへヒットを打ちました。通算2000本安打は、去年4月に広島の新井貴浩選手が達成したのに続き、プロ野球史上48人目です。
荒木雅博選手は、熊本県出身の39歳。熊本工業から平成8年にドラフト1位で中日に入団しました。走攻守そろった選手として活躍し、特に守備ではセカンドの名手として知られ、ゴールデン・グラブ賞を平成16年から6年連続で獲得しました。
また、俊足を生かし平成16年から6年連続で30盗塁以上を記録。平成19年には盗塁王のタイトルを獲得し、ここまで通算の盗塁数を376個まで伸ばしています。
一方、当初はバッティングが課題とされていましたが、入団6年目、平成13年のシーズン途中からレギュラーに定着し、初めて100試合以上出場し、ヒット92本を打ちました。そして、平成16年から平成24年までは毎年120本以上のヒットを打ち、4回のリーグ優勝や、日本一に貢献しました。主に1番、2番バッターとしてヒットを積み重ね、プロ22年目の今シーズン、通算2000本安打を達成しました。