前線と
湿った
空気の
影響で、
西日本と
東日本で
大気の
状態が
不安定になり、
九州南部で
局地的に
猛烈な
雨が
降っているほか、
東海でも
非常に
激しい
雨が
降っています。
気象庁は、
低い
土地の
浸水や
土砂災害、
急な川の
増水に
警戒し、
早めに
安全を
確保するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
九州から
日本の
南に
延びる
前線に
向かって
湿った
空気が
流れ込んでいるため
西日本と
東日本で
大気の
状態が
不安定になり、
九州南部や
東海で
局地的に
雨雲が
発達しています。
午後4時までの1時間には、鹿児島県が霧島市に設置した雨量計で101ミリの猛烈な雨を観測したほか、宮崎県えびの高原で68ミリの非常に激しい雨が降りました。また静岡県が浜松市に設置した雨量計で62ミリの非常に激しい雨を観測したほか、愛知県新城市作手で42ミリの激しい雨が降りました。
これまでに降った雨で大分県の日田市と竹田市、それに愛知県岡崎市と豊田市東部では土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告を出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されています。
大気の不安定な状態は、26日夜遅くにかけて続く見込みで、九州や東海では、局地的に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水に警戒し、早めに安全を確保するよう呼びかけています。また落雷や竜巻などの突風にも十分注意が必要です。