台風10
号の
接近に
伴い、
新幹線の
運行に
影響が
出ている
ほか、
九州地方の
高速道路では
一部の
区間が
通行止めになっています。
また、
空の
便などにも
影響が
出る見込みです。
新幹線 運転見合わせなど
▽九州新幹線は、熊本駅と鹿児島中央駅の間で、28日夜から運転を見合わせていて、午前8時ごろからは全線で終日、運転を見合わせます。
▽西九州新幹線は29日の始発から終日運転を見合わせるほか、
▽東海道新幹線と山陽新幹線は始発から一部の区間で速度を落として運転していて、今後、天候の状況によっては運転を見合わせる可能性があるとしています。
このうち山陽新幹線は29日、広島駅と博多駅の間で午後9時ごろから順次運転を取りやめ、上下線で計13本を計画運休します。影響はその後も続く見込みで、30日の始発から午前中にかけて計画運休を行い、31日も新大阪駅と博多駅の間で運転を取りやめる可能性があります。
▽東海道新幹線は30日から来月1日にかけて、全線もしくは一部の区間で計画運休や長時間にわたる遅れが生じる可能性があります。
各社ともホームページなどで、最新の情報を確認するよう呼びかけています。
高速道路 一部区間が通行止め
29日午前5時の時点で、宮崎自動車道はすべての区間が、九州自動車道、東九州自動車道、南九州自動車道、大分自動車道は一部の区間が通行止めになっています。
また、長崎自動車道でも、通行止めの可能性があるとしています。
九州地方以外の各地の高速道路でも今後、広い範囲で長期間、通行止めなどの交通規制が行われる可能性があり、高速道路各社や国土交通省は、ホームページなどで最新の道路情報を確認したうえで、予定の変更なども検討するよう呼びかけています。
空の便 九州や四国の空港を発着する便で欠航も
空の便は、九州や四国の空港を発着する路線の多くが欠航するなど、影響が出ています。
29日、日本航空は計265便、全日空は計173便の欠航が決まっています。
このほか、ジェットスターやスカイマーク、ソラシドエアなどでも一部の便の欠航が決まっています。
すでに30日も欠航が決まっている便があり、影響が長引く可能性もあるため、航空各社は、ホームページなどで最新の運航情報を確認するよう呼びかけています。