気象庁によりますと、台風7号は9日午前6時には小笠原の近海を時速15キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の東側390キロ以内と西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
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台風は今後、発達しながら北西に進み、暴風域を伴いながら10日から12日の土曜日ごろにかけて小笠原諸島に接近する見込みです。
台風の接近に伴い、小笠原諸島では12日ごろにかけて非常に強い風が吹く見込みで、10日は最大風速が22メートル、最大瞬間風速が35メートル、11日は最大風速が25メートルから29メートル、最大瞬間風速は35メートルから45メートルと予想されています。
海上も13日ごろにかけて大しけが続くおそれがあります。
また、10日から12日にかけて大雨となるおそれがあり、11日の朝までの24時間に降る雨の量は多いところで100ミリから200ミリ、12日の土曜日の朝までの24時間には100ミリから200ミリと予想されています。
発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあり、早めの備えを進めてください。
さらに、その後の進路によっては13日の日曜日から翌14日の月曜日ごろにかけて伊豆諸島に接近し、暴風や大しけとなるおそれがあります。
東日本や西日本に近づくおそれもあるため、このあとも最新の台風の情報に注意が必要です。