長野県中野市で
女性と
警察官合わせて4
人が
殺害された
事件で、
容疑者が
調べに対し「
猟銃の
許可の
手続きの
際、
警察の
担当者にニヤニヤされていると
思った。
警察に
不満があった」
などと
供述していることが
捜査関係者への
取材で
新たに
分かりました。
ことし5月25日、長野県中野市江部で近くに住む女性2人がナイフで刺され、そのあと通報を受けて駆けつけた中野警察署の警察官2人が猟銃で撃たれるなどして死亡しました。
警察は、近くに住む青木政憲容疑者(32)を警察官2人に対する殺人の疑いで逮捕していて、7日にも、60代の女性を殺害した疑いで再逮捕する方針です。
その後の調べに対し、容疑者は「猟銃の許可の手続きの際、警察の担当者にニヤニヤされていると思った。警察に不満があった」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
これまでの調べで、パトカーで現場に到着した警察官2人をいきなり銃撃したことが分かっていますが、その理由について、逮捕当初は「射殺されると思ったので殺した」と話し、途中からは「勝手に弾が発射した」などと話していたということです。
警察は、さらに詳しいいきさつについて調べを進めています。