任務中の
事故などで
亡くなった
自衛隊員の
追悼式が
防衛省で
行われ、
岸田総理大臣は「
尊い犠牲を
無にすることなく
国民の
命と
暮らしを
断固として
守り抜き、
全力を
尽くす」と
述べ
隊員の
霊を
慰めました。
追悼式には岸田総理大臣や木原防衛大臣、それに遺族らおよそ300人が参列しました。
そして木原大臣が、ことし4月、沖縄県の宮古島沖で起きた陸上自衛隊のヘリコプターの事故で亡くなった隊員10人など殉職した26人の名簿を納めました。
岸田総理大臣は「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中、職務の遂行に全身全霊をささげた殉職隊員はわが国の誇りだ。尊い犠牲を無にすることなく国民の命と暮らしを断固として守り抜き、地域と世界の平和と安定に貢献するため全力を尽くす」と追悼のことばを述べました。
また木原大臣は「任務の完遂に務め志半ばにしてその職に殉じられた事実を決して忘れることがあってはならない。その姿と名前を心に刻み前に進んでいく」と述べました。
このあと遺族らが慰霊碑に花を手向け、殉職した隊員の霊を慰めました。