来週に
迫る史上初の
米朝首脳会談を
前に、
アメリカに
到着した
安倍総理大臣は、
日本時間の
8日未明、
トランプ大統領との
日米首脳会談に
臨みます。
安倍総理大臣としては、
米朝首脳会談が
北朝鮮の
拉致・
核・ミサイル
問題の
解決に
向けた
契機と
なるよう
対応方針を
綿密に
すり合わせ、
日米の
緊密な
連携を
確認したい
考えです。
来週に
迫った
史上初めての
米朝首脳会談を
前に、
安倍総理大臣は、
アメリカの
トランプ大統領との
日米首脳会談に
臨むため、
日本時間の
7日午前7時前に
首都ワシントンに
到着しました。
今回で7回目となる安倍総理大臣とトランプ大統領との首脳会談は、日本時間の8日未明、ホワイトハウスで行われることになっています。
これに先立って、安倍総理大臣は、滞在先のホテルで、米朝首脳会談の調整などにあたっているポンペイオ国務長官と会談した河野外務大臣から、アメリカと北朝鮮の間の調整状況などについて報告を受けました。
安倍総理大臣としては、米朝首脳会談が北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題の解決に向けた契機となるよう対応方針を綿密にすり合わせ、情報の共有など、日米の緊密な連携を確認したい考えです。
また、トランプ大統領に対して、拉致問題の解決を米朝首脳会談で提起するよう重ねて要請することにしています。
ただ、トランプ大統領は「最大限の圧力という言葉はもう使いたくない」と述べるなど、米朝首脳会談の開催を優先し、北朝鮮に融和的とも受け止められる姿勢を示していることから、非核化の進め方や制裁解除のタイミングなどをめぐって、認識を共有できるのかが焦点です。