일본어 뉴스: 日本盲導犬協会視覚障害の元職員に差別的扱いの裁判で和解

日本にっぽん盲導犬もうどうけん協会きょうかい視覚しかく障害しょうがいの元もと職員しょくいんに差別さべつ的てき扱あつかいの裁判さいばんで和解わかい

Apr 21, 2021 12:04

Furigana

盲導犬もうどうけんの普及ふきゅう活動かつどうを行おこなう日本にっぽん盲導犬もうどうけん協会きょうかいで、契約けいやく職員しょくいんとして勤務きんむしていた視覚しかく障害しょうがいのある女性じょせいが職場しょくばで差別さべつ的てきな扱あつかいを受うけたと訴うったえた裁判さいばんで、協会きょうかい側がわが労働ろうどう環境かんきょうを改善かいぜんさせることなどを条件じょうけんに、和解わかいが成立せいりつしました。

日本にっぽん盲導犬もうどうけん協会きょうかいの横浜よこはま市しの施設しせつで、平成へいせい30年ねんまでの3年間ねんかん、契約けいやく職員しょくいんとして勤務きんむしていた視覚しかく障害しょうがいのある50代だいの女性じょせいは、イベントで盲導犬もうどうけんへの理解りかいを図はかる業務ぎょうむを担当たんとうしていましたが、自分じぶん用ようの席せきや視覚しかく障害しょうがい者しゃ用ようのパソコンが用意よういされないなど、配慮はいりょを欠かいた差別さべつ的てきな扱あつかいを受うけたとして賠償ばいしょうを求もとめました。

女性じょせいの代理人だいりにんの弁護士べんごしによりますと、裁判所さいばんしょの勧すすめで21日にちに和解わかいが成立せいりつしたということです。

和解わかいの条件じょうけんとしては、協会きょうかいが女性じょせいの希望きぼうを十分じゅうぶんにくみ取くみとることができなかったことについて遺憾いかんの意いを表明ひょうめいし、今後こんご、視覚しかく障害しょうがい者しゃを雇用こようする場合ばあい、労働ろうどう環境かんきょうを改善かいぜんさせることなどが盛り込もりこまれたということです。