与野党対決の構図となった参議院広島選挙区の再選挙は、午前11時現在の推定投票率が7.33%で、前回の選挙と比べて1.36ポイント低くなっています。
投票が行われているのは、参議院の広島選挙区の再選挙と長野選挙区の補欠選挙、それに、衆議院北海道2区の補欠選挙の3つの国政選挙です。
広島の再選挙と長野の補欠選挙は、与野党対決の構図になった一方、北海道の補欠選挙では、自民党が候補者の擁立を見送りました。
各地の選挙管理委員会によりますと、午前11時現在で、広島は推定投票率が7.33%で前回の選挙と比べて1.36ポイント低くなっています。
長野は投票率が8.98%で前回より1.96ポイント低くなっています。
また北海道は、推定投票率が10.66%で、前回の衆議院選挙と比べて4.47ポイント低くなっています。
これらには、24日までに期日前投票を行った人は、含まれていません。
菅政権にとって最初の国政選挙となる今回の結果は、秋までに行われる次の衆議院選挙に向けた与野党の戦略や、今後の政権運営などにも影響を与えそうです。
一方、4期目を目指す現職と与野党双方が支援した新人による事実上の一騎打ちとなった名古屋市長選挙も投票が行われています。
市の選挙管理委員会によりますと、午前11時現在の投票率は、9.10%で、前回に比べて0.46ポイント高くなっています。
投票は、いずれも一部の投票所を除いて、25日夜8時で締め切られます。