衆院しゅういん法務ほうむ 選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせい たつみん維新いしん国民こくみん法案ほうあん審議しんぎ

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N1 May 30, 2025 17:05 49
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일본 신문
選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせいをめぐり、立憲りっけん民主党みんしゅとう日本にっぽん維新いしんかい国民こくみん民主党みんしゅとうそれぞれ提出ていしゅつした法案ほうあんは、衆議院しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかい趣旨しゅし説明せつめいおこなわれ、審議しんぎしました。

30にち衆議院しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかいでは、選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせいをめぐり、立憲りっけん民主党みんしゅとう日本にっぽん維新いしんかい国民こくみん民主党みんしゅとうそれぞれ提出ていしゅつした法案ほうあん趣旨しゅし説明せつめいおこないました。

立憲りっけん民主みんしゅとう制度せいど導入どうにゅうけた法案ほうあんは、夫婦ふうふ別姓べっせいえら場合ばあいどもせいをどちらにするかは結婚けっこんするときめるなどとしています。

黒岩くろいわひろしは「国民こくみん価値かちかん多様たよう世論せろん動向どうこうにかんがみ、個人こじん尊重そんちょう男女だんじょ対等たいとう関係かんけい構築こうちくなど観点かんてんから制度せいど導入どうにゅうしようとするものだ」とべました。

維新いしんかい法案ほうあんは、制度せいど導入どうにゅうではなく、希望きぼうするひと旧姓きゅうせい戸籍こせき記載きさいすることなどで、結婚けっこん旧姓きゅうせい通称つうしょうとして使用しようできるとしています。

萩原はぎはらけいは「婚姻こんいんあらためたひと社会しゃかい生活せいかつ不利益ふりえきける事態じたい増加ぞうかしていて解消かいしょう急務きゅうむだ。

婚姻こんいんまえ通称つうしょうとして使用しようする機会きかい法制ほうせいじょう確保かくほする」とべました。

国民こくみん民主みんしゅとうの、制度せいど導入どうにゅうけた法案ほうあんは、戸籍こせき制度せいど存続そんぞく前提ぜんていに、夫婦ふうふ別姓べっせいえら場合ばあい結婚けっこんするさいにどちらかを戸籍こせき筆頭ひっとうしゃさだめ、ども筆頭ひっとうしゃおなせいにするとしています。

まどかより子よりこは「現行げんこう戸籍こせき制度せいど根幹こんかん維持いじしつつ、個人こじんのアイデンティティーの重要じゅうよう要素ようそある保持ほじする人格じんかくてき利益りえき保護ほごするため、制度せいど導入どうにゅうするものだ」とべました。

自民じみん公明こうめいりょうとうは、法案ほうあん提出ていしゅつせずに、野党やとう3とう法案ほうあん審議しんぎのぞ方針ほうしんです。

衆議院しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかい選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせいに関にかんする法案ほうあん審議しんぎおこなわれるのは、1997ねん以来いらい28ねんぶりです。

はやし官房かんぼう長官ちょうかん国民こくみん理解りかい形成けいせい重要じゅうよう

はやし官房かんぼう長官ちょうかん午後ごご記者きしゃ会見かいけんで「夫婦ふうふあり方ありかたについては現在げんざい国民こくみんにさまざまな意見いけんがあり、具体ぐたいてき制度せいどあり方ありかた各党かくとうかく議員ぎいんでさまざまな考え方かんがえかたある認識にんしきしている。

国会こっかい建設けんせつてき議論ぎろんおこなわれ、幅広はばひろ国民こくみん理解りかい形成けいせいされることが重要じゅうようだ」とべました。

鈴木すずき法相ほうしょう情報じょうほう提供ていきょうつとめる

鈴木すずき法務ほうむ大臣だいじんは、30にち記者きしゃ会見かいけんで「夫婦ふうふあり方ありかたは、さまざまな意見いけんがあり、さまざまな課題かだい解決かいけつすることはきわめて重要じゅうようだが、同時どうじそれぞれおもおお国民こくみんがいる。

衆議しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかい議論ぎろんスタートするということで、法務省ほうむしょうとしてもさまざまな情報じょうほう提供ていきょうしっかりつとめてまいりたい」とべました。

たつみん 野田のだ代表だいひょう議論ぎろん主導しゅどう結論けつろんを」

立憲りっけん民主みんしゅとう野田のだ代表だいひょう記者きしゃ会見かいけんで「国民こくみん民主みんしゅとうあんは、立憲りっけん民主みんしゅとうあん根幹こんかんわらないとおもっているので、意見いけんすり合すりあわせなどができればいい。

制度せいど実現じつげんつづけているひともたくさんいるので、かぎられた会期かいき範囲はんいない結論けつろんように議論ぎろん主導しゅどうしていきたい」とべました。

公明こうめい 斉藤さいとう代表だいひょう自民じみんふく幅広はばひろ合意ごういを」

公明党こうめいとう斉藤さいとう代表だいひょう記者きしゃ会見かいけんで「28ねんぶりに審議しんぎはじまったことは国民こくみん理解りかいふかめていく意味いみ非常ひじょう意義いぎある

公明党こうめいとうは、同姓どうせい強制きょうせいされていることは人権じんけん立場たちばからいかがなものかという視点してんで、制度せいど推進すいしん議論ぎろんすすめている」とべました。

そのうえで「社会しゃかい根幹こんかんかかわることで『51たい49』でめるような性格せいかくのものではない。

国民こくみん理解りかいふかまるように法務ほうむ委員いいんかいでの議論ぎろんをリードし、自民党じみんとうふくめて幅広はばひろ合意ごうい制度せいどすべきだ。法案ほうあん採決さいけつ対応たいおういま時点じてん申し上もうしあげるのは適切てきせつではない」とべました。

共産きょうさん 山添やまぞえ政策せいさく委員いいんちょう徹底てっていして審議しんぎすることが大事だいじ

共産きょうさんとう山添やまぞえ政策せいさく委員いいんちょう記者きしゃ会見かいけんで「国会こっかい法案ほうあん審議しんぎはじまったことを歓迎かんげいしたい。

わたしたちは立憲りっけん民主党みんしゅとう提出ていしゅつした法案ほうあん賛成さんせいする意向いこうだが、ほか法案ほうあんふく徹底てっていして審議しんぎすることが大事だいじだ。選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせいみとめられないことで不利益ふりえきこうむっている当事者とうじしゃ専門せんもんてき知見ちけんっているひと参考さんこうじんとしてまねいたり地方ちほう公聴こうちょうかいひらいたりして、さまざまな意見いけん受け止うけとめ『国会こっかいきちんと議論ぎろんされている』とひろがることで、国民こくみんてき理解りかいもさらにひろがっていく」とべました。

今後こんご審議しんぎ日程にってい折り合おりあわず 協議きょうぎ継続けいぞく

衆議院しゅうぎいん法務ほうむ委員いいんかい理事りじかいで、与野党よやとう今後こんご審議しんぎ日程にっていについて協議きょうぎしました。

立憲りっけん民主党みんしゅとうしゅうの6つき3にち委員いいんかいひらき、法案ほうあんに対にたいする質疑しつぎおこないたいとあらためて提案ていあんしたのに対にたい自民党じみんとうはさらに調整ちょうせい必要ひつようだとして折り合おりあわず、与野党よやとう筆頭ひっとう理事りじ協議きょうぎ継続けいぞくすることになりました。

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