将来、人が月や火星に住むための研究が世界で進んでいます。人が住むためには、地球と同じぐらいの重力が必要です。京都大学や建設の会社は、月や火星でどうやって重力をつくるか、新しいアイデアを考えました。
月や火星にグラスのような形の建物をつくります。直径は200m、高さは200mから400mです。この建物を回すと、遠心力が生まれます。この遠心力で重力をつくります。建物の中には人が住む場所をつくります。小さな海や森のような場所もつくります。
大学などは、この建物をつくる技術の研究をこれから始めます。