新型コロナウイルスがうつる人が増えて、病院で検査が受けにくくなっています。このため厚生労働省は17日、自分で検査ができる「抗原検査キット」を、インターネットで売ることができるようにすると決めました。
インターネットで売るときは、薬剤師が使い方などの説明をすることが必要になる予定です。早くて8月の間に売り始めます。
検査キットは「医療用」と「研究用」があります。厚生労働省は「『研究用』は国が認めていません。結果が正しいかどうかわからないので使わないでください」と言っています。
そして、「医療用」でも結果が正しくないことがあると言っています。うつっていないという結果が出ても、熱などの症状があるときは病院に行く必要があります。検査キットは2°Cから30°Cの間で保存する必要があります。