この中では、親子とみられる2人が1本の傘をさして、京王井の頭線の神泉駅の方向に向かって歩き、その後ろを2メートルほどの距離を保つように、女子生徒とみられる人物が歩いている様子が確認できます。
この映像が撮影された数分後に、事件が起きたとみられています。
20日夜、渋谷区円山町の路上で、53歳の母親と19歳の娘が包丁で切りつけられるなどして大けがをした事件で、埼玉県戸田市に住む中学3年で15歳の女子生徒が殺人未遂の疑いで逮捕され、22日、東京地方検察庁に送られました。
警視庁によりますと、女子生徒は電車で都内に向かい、新宿駅で降りて、歩いて現場まで向かったとみられ、調べに対し「人を殺そうと思って、人目につかない裏路地を探して歩いていたら、現場にたどりついた」などと供述しているということです。
親子を狙った理由については「たまたま路上で見つけた」などと供述しているということですが、女子中学生が事件の直前、2人のすぐ後ろをつけるように歩いていたとみられることが、現場近くの防犯カメラの映像や、警視庁への取材で分かりました。
防犯カメラの映像には、女子生徒とみられる人物が、2人の背後を2メートルほどの距離を保ちながら歩いている様子が写っています。
現場周辺には、住宅や飲食店が密集し、多くの人が行き交う通りも多く、警視庁は、人目に付きづらい路地に入って襲う機会をうかがっていたとみて捜査しています。
この中では、親子とみられる2人が1本の傘をさして、京王井の頭線の神泉駅の方向に向かって歩き、その後ろを2メートルほどの距離を保つように、女子生徒とみられる人物が歩いている様子が確認できます。
この映像が撮影された数分後に、事件が起きたとみられています。