일본어 뉴스: 【随時更新】組織委橋本会長会見 “観客上限で21日5者会議”

【随時ずいじ更新こうしん】組織そしき委い橋本はしもと会長かいちょう会見かいけん “観客かんきゃく上限じょうげんで21日にち5者しゃ会議かいぎ”

Jun 18, 2021 20:06

Furigana

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックに伴ともなう新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいのリスク評価ひょうかについて政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうなど専門せんもん家かの有志ゆうしから提言ていげんを受うけた大会たいかい組織そしき委員いいん会かいの橋本はしもと会長かいちょうの記者きしゃ会見かいけんが午後ごご7時じすぎから始はじまりました。

提言ていげんでは「無む観客かんきゃく開催かいさいが最もっとも感染かんせん拡大かくだいリスクが少すくなく望のぞましい」としたうえで、観客かんきゃくを入いれるのであれば、現行げんこうの大だい規模きぼイベントの開催かいさい基準きじゅんより厳きびしい基準きじゅんを採用さいようすべきだなどとしています。

政府せいふやIOCなど5者しゃによる会談かいだん今月こんげつ21日にちに開催かいさいへ

東京とうきょう大会たいかいの観客かんきゃく数すうの上限じょうげんについて、橋本はしもと会長かいちょうは、これを決きめる政府せいふやIOCなど5者しゃによる会談かいだんを今月こんげつ21日にちに開催かいさいすると明あきらかにしました。

「多おおくの点てんで共通きょうつうの認識にんしきをもった提言ていげん」

橋本はしもと会長かいちょうは、政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうなど専門せんもん家かの有志ゆうしからの提言ていげんについて「組織そしき委員いいん会かいがこれまで熟慮じゅくりょしてきた内容ないようと多おおくの点てんでかみあっていて、リスクに関かかわる多おおくの点てんで共通きょうつうの認識にんしきをもった提言ていげんだと感かんじた。今後こんご、IOC＝国際こくさいオリンピック委員いいん会かいやIPC＝国際こくさいパラリンピック委員いいん会かいにも共有きょうゆうさせていただく」と述のべました。

「エビデンスそろってきた」

橋本はしもと会長かいちょうは「来日らいにちする大会たいかい関係かんけい者しゃの人数にんずう削減さくげんなど3つの徹底てっていを推進すいしんしたところ、多おおくの人々ひとびとの協力きょうりょくによってすべての参加さんか者しゃを受け入うけいれていただく国民こくみんにとって安全あんぜん安心あんしんな大会たいかいが開あけるエビデンスがそろってきた」と話はなしました。

そのうえで「関係かんけい自治体じちたいの首長しゅちょうとは連係れんけいを密みつにし、尾見おみ会長かいちょうの提言ていげんやその後そのごの専門せんもん家かのラウンドテーブルでも多おおくの意見いけんを伺うかがった。来週らいしゅうの月曜日げつようびには政府せいふやIOCなど5者しゃの協議きょうぎを開催かいさいし政府せいふの方針ほうしんを踏ふまえたうえで観客かんきゃくの上限じょうげんについて決きめていきたい」と説明せつめいしました。

「最大限さいだいげんの努力どりょく 5者しゃ協議きょうぎでしていきたい」

また無む観客かんきゃくと有ゆう観客かんきゃくでは、どちらが感染かんせんのリスクが高たかいかを問とわれたのに対にたいして「尾身おみ会長かいちょうからの提言ていげんで無む観客かんきゃくが望のぞましいという提言ていげんをもらった。より感染かんせんリスクを避さけるには無む観客かんきゃくが望のぞましいと思おもっているが、他方たほうで、観客かんきゃくを入いれた場合ばあいについての提案ていあんも示しめされた。Jリーグやプロ野球やきゅうがしっかりとしたエビデンスを作つくってきた実績じっせきがある。それと同時どうじに、オリンピックとパラリンピックは特別とくべつなものであるので、より厳きびしい制限せいげんをかけるべきだというのも理解りかいしている。より厳きびしい条件じょうけんでどのようにしていくのか、受け入うけいれ態勢たいせいを国民こくみんに理解りかいしていただくために最大限さいだいげんの努力どりょくを5者しゃ協議きょうぎでしていきたい」と述のべました。

「状況じょうきょう変かわっていく時ときには無む観客かんきゃくも覚悟かくご」

さらに観客かんきゃく数すうなどの考え方かんがえかたについて「当初とうしょから政府せいふが示しめす上限じょうげんにのっとって、それに準じゅんじて決定けっていしていきたいと話はなしてきた。50％、1万まん人にんと政府せいふが示しめしているがオリンピック・パラリンピックに関にかんしては、それよりも厳きびしい条件じょうけんを尾身おみ会長かいちょうから求もとめられているので、それを踏ふまえながら、よく協議きょうぎして決きめたい。さらに感染かんせんの状況じょうきょうが変かわっていく時ときには無む観客かんきゃくも覚悟かくごしないといけないと考かんがえながら、シミュレーションしていきたい」と述のべました。

「“非常ひじょうに厳きびしい”との判断はんだん下くだされれば観客かんきゃく入いれることできず」

そして橋本はしもと会長かいちょうは「オリンピック、パラリンピックを見みたいという観客かんきゃくがいるかぎり、最後さいごまで、リスクをできるだけ払拭ふっしょくし、最後さいごまで探さぐることも組織そしき委員いいん会かいの仕事しごとだ。安全あんぜんを確保かくほして、安心あんしんにつながるのであれば、他たのスポーツと同様どうように観戦かんせんしていただきたいので最後さいごまで協議きょうぎしたい。しかし、非常ひじょうに厳きびしい状況じょうきょうだという判断はんだんが下くだされれば観客かんきゃくを入いれることはできない。最後さいごまで、努力どりょくして行いきたい」と述のべました。

尾身おみ会長かいちょう提言ていげん「アドバイスいただいたのはありがたい」

橋本はしもと会長かいちょうは「尾身おみ会長かいちょうからのお話おはなしの中なかで、非常ひじょうに印象いんしょう残のこっているのは、このオリンピックパラリンピックの開催かいさい意義いぎは非常ひじょうに大おおきなものであると認識にんしきしていただいていたこと。国際こくさい的てきな約束やくそくである東京とうきょう大会たいかいは、誰だれもが楽たのしみにしているので、より安心あんしん安全あんぜんが保たもたれた中なかで開催かいさいされるべきだと言いっていただいたこと。厳きびしい条件じょうけんを課かされながらどのように大会たいかいを開催かいさいしていくべきかアドバイスをいただいたのはありがたい」と述のべました。

そのうえで「直接ちょくせつ見みる人ひとよりもテレビで観戦かんせんする人ひとが多おおく、新あたらしい見みせ方かたはあると思おもうので日本にっぽんのテクノロジーを活用かつようし、見みせるオリンピックというアドバイスをいただいた。組織そしき委員いいん会かいも準備じゅんびをしているところだったので非常ひじょうに心強こころづよく思おもった」と述のべました。

観客かんきゃくの扱あつかい「ここが最終さいしゅう決断けつだんのとき 2日間にちかんでしっかり準備じゅんび」

観客かんきゃくの扱あつかいの判断はんだんの時期じきについて「状況じょうきょう判断はんだんするのが難むずかしく、ここまで伸のばすことになったがさまざまなシミュレーションをして準備じゅんびしてきた。ここが最終さいしゅう決断けつだんのときでこの2日間にちかんでしっかり準備じゅんびして月曜日げつようびの五ご者しゃ協議きょうぎに臨のぞみたい。観客かんきゃくについて決定けっていができたらそれぞれのポジションでまい進まいしんできる。状況じょうきょうが変化へんかすることで観客かんきゃく数すうは当然とうぜん、変かわっていくものだろう。その点てんについても綿密めんみつに打ち合うちあわせたい」と話はなしました。

また、ルールを違反いはんした際さいの制裁せいさい措置そちについては「制裁せいさい措置そちは加くわえたくないが、国民こくみんの安全あんぜん安心あんしんを確保かくほするためには厳きびしさも示しめしていくことによって理解りかいを得える必要ひつようがある。さまざまな状況じょうきょうに対応たいおうするために制裁せいさい措置そちを設もうけることをご理解りかいいただけるよう、努力どりょくしたい」と述のべました。

武藤むとう事務じむ総長そうちょう「“学校がっこう連携れんけいチケット”できるだけ生いかす」

また大会たいかい組織そしき委員いいん会かいの武藤むとう事務じむ総長そうちょうは、学校がっこう連携れんけいチケットの扱あつかいについて「これからの検討けんとう課題かだいだが若わかい世代せだいの人ひとが見みて一生いっしょうの思い出おもいでになるようなスポーツの力ちからを感かんじていただくという意義いぎもあるのでできるだけ生いかすことができないかと思おもっている」と述のべました。

また、スポンサーに配分はいぶんされるチケットに関にかんしては「スポンサーは権利けんりとしてチケットの配分はいぶんを受うけるということがあるので、その権利けんりは大事だいじにしていかないといけないと思おもう」と説明せつめいしました。