逮捕されたのは、
兵庫県西宮市の
会社員 宮本浩志容疑者(56)です。
警察によりますと、6月11日の午後9時から10時にかけて、大阪 北区天神橋の雑居ビルにあるカラオケパブの店内で、オーナーの稲田真優子さん(25)の首を刃物で刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
3日後の14日に、稲田さんが店の中で倒れているのを知人が見つけて通報し、警察がビルの出入り口の防犯カメラの映像などを調べたところ、事件の当日、店の常連客の宮本容疑者が出入りし、関与した疑いがあることが分かったということです。
警察の調べに対し「店には行ったがやっていない」などと供述し、容疑を否認しているということです。
警察によりますと、宮本容疑者は4年前から稲田さんが勤めていた店の常連客で、ことし1月に現場の店がオープンしたあとも通っていました。
捜査関係者によりますと、稲田さんは「店の客にしつこく言い寄られている」などと周囲に相談していたということで、警察は関連を詳しく調べています。
親交あった女性「心の支えだった 生き返らせてほしい」
亡くなった
稲田さんと5
年ほど
前に
知り合い、
店を
訪れるなどして
親交を
深めてきたという
大阪府内の30
代の
女性は「
出会ったとき、
真面目な
印象を
受けました。
その後も
印象は
変わらないどころか、
律儀で、
素直な
人柄で、
もっともっと
好きになりました」と
話していました。
稲田さんからクリスマスにもらった花の置物は、今でも大切に持っていて「形見になってしまいました」と話していました。
女性は、ことし2月からバーを経営しているということで「出店しようと思って相談に行ったとき『絶対できますよ、頑張りましょう』と励ましてもらい、すごくパワーをもらいました。まゆちゃんが頑張っているから私も頑張ろうと思え、心の支えでした。生き返らせてほしいです」と涙ながらに語っていました。
知人「念願の店で命を奪われ 無念だったと思う」
知人らによりますと、
稲田さんは
兵庫県尼崎市出身で、
数年前出会った
時には、
勉強しながら、
大阪 北区の
バーで
遅くまで
働いていたということです。
そして、ことし1月には、今回の事件現場となった場所で念願の店をオープンしました。
来店してもらったときには、お返しに相手の店を訪れたり、メッセージを送ったりと律儀な面もあったということです。
友人のひとりは「時短営業などの要請も真面目に守り、丁寧で優しい性格でした。やっと持つことができた店で命を奪われて無念だったと思います」と話していました。
インドネシアの火山で大規模噴火 国内で目立った潮位変化なし
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N2
Source: NHK
374
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