日本新聞: 立民党大会泉代表が次の衆院選で政権交代を目指す決意強調

立たつ民みん党とう大会たいかい泉いずみ代表だいひょうが次つぎの衆院しゅういん選せんで政権せいけん交代こうたいを目指めざす決意けつい強調きょうちょう

Feb 4, 2024 17:02

Furigana

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの党とう大会たいかいが開ひらかれ、泉いずみ代表だいひょうは、自民党じみんとうが国民こくみん生活せいかつを停滞ていたいさせていると指摘してきしたうえで、次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで、自民党じみんとうを上回うわまわる議席ぎせきを獲得かくとくし、政権せいけん交代こうたいを目指めざす決意けついを強調きょうちょうしました。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの党とう大会たいかいは、4日にち午後ごご、東京とうきょう都内とないのホテルで開ひらかれました。

この中なかで泉いずみ代表だいひょうは、自民党じみんとうの派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる問題もんだいについて「自民党じみんとうの体質たいしつそのもので、金権きんけん体質たいしつを日本にっぽんの政界せいかいから一掃いっそうしなければならない。政治せいじ資金しきん規正きせい法ほうを真っ向まっこうから否定ひていする行為こういが今回こんかいの『裏金うらがね』であり、『知しらなかった』とか『秘書ひしょに任まかせていた』ということはありえず、法律ほうりつ軽視けいしを許ゆるしてはならない」と批判ひはんしました。

そのうえで「国民こくみん生活せいかつの停滞ていたいの元凶げんきょうとなっている自民党じみんとうを政権せいけんから外はずし、政治せいじ改革かいかくや子こども・若者わかもの支援しえん、教育きょういくの無償むしょう化かなど重要じゅうよう政策せいさくを実現じつげんする。そのために立憲りっけん民主党みんしゅとうが次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで自民党じみんとうの議席ぎせきを上回うわまわり、第だい1党とうになることを目指めざす。政権せいけん交代こうたいを必かならず成し遂なしとげよう」と呼よびかけました。

また、来賓らいひんで出席しゅっせきした連合れんごうの芳野よしの会長かいちょうは「傲慢ごうまんな政治せいじを終おわらせ、真しんに国民こくみんのための政治せいじを取り戻とりもどさなければならない。今いまの与党よとうにかわり、働はたらく者ものや生活せいかつ者しゃの立場たちばで政権せいけんを担にないうる政治せいじ勢力せいりょくが必要ひつようで、立憲りっけん民主みんしゅ党とうにはその一翼いちよくを担になってもらいたい」と述のべました。

そして、党とう大会たいかいでは、政治せいじ資金しきんパーティーや企業きぎょう・団体だんたい献金けんきんの禁止きんしなどを与野党よやとう各党かくとうに働はたらきかけるなど、政治せいじ改革かいかくを主導しゅどうすることを盛り込もりこんだ活動かつどう計画けいかくを決定けっていしました。

泉いずみ代表だいひょう “野党やとう各党かくとうと政権せいけんの協議きょうぎしたい”

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの泉いずみ代表だいひょうは、党とう大会たいかいのあと記者きしゃ会見かいけんし、野党やとう間かんの連携れんけいの在り方ありかたについて「わが党とうで単独たんどく過半数かはんすうの議席ぎせきを獲得かくとくして政権せいけんを担にないたいという理想りそうを持もっているが、現時点げんじてんでそれだけの候補こうほ者しゃをそろえられていない。政権せいけん交代こうたいに向むけた国民こくみんの願ねがいは強つよく感かんじており、自民党じみんとうを権力けんりょくから離はなすという社会しゃかい的てき使命しめいを達成たっせいするためには、野党やとう各党かくとうが協力きょうりょくしなければならない」と述のべました。

そのうえで「国会こっかいでの政策せいさく的てきな連携れんけいを深ふかめ、今後こんごの政権せいけんをどうするかについて真摯しんし（しんし）に話し合はなしあいをしたい。意見いけん交換こうかんを深ふかめながら、特定とくていの政策せいさく課題かだいの実現じつげんを目的もくてきとする『ミッション型がた内閣ないかく』を考かんがえてもらうことがスタートになる」と述のべました。