台湾と外交関係を結んでいる中米グアテマラが中国との公式な通商関係を検討していることが明らかになりました。
グアテマラでは1月中旬に中国との貿易拡大を掲げるアレバロ新政権が誕生しました。
今後の台湾と中国への関係が注目されるなか、マルティネス外相はロイター通信とのインタビューで、台湾との協力関係は維持するとしたうえで、中国との関係について「中国の持つ重みと力を無視することはできないと大統領は指摘している」と述べました。
また、マルティネス外相は中国と通商面で関係を発展させることに関心があるとして、グアテマラ製品の中国での市場開拓を支援する「貿易利益事務所」を設立する考えを示しました。
中国は、これまでアメリカと緊密な関係を築いていたラテンアメリカで経済的な影響を強めています。