Actualités japonaises: 米ボーイング事故パネル固定ボルト適切に取り付けられず

米べいボーイング事故じこパネル固定こていボルト適切てきせつに取り付とりつけられず

Feb 7, 2024 08:02

Furigana

西部せいぶオレゴン州しゅうの上空じょうくうで先月せんげつ、アラスカ航空こうくうが運航うんこうする旅客機りょかくきボーイング737MAX9の窓まど部分ぶぶんのパネルが吹き飛ふきとんだ事故じこについて、アメリカのNTSB＝国家こっか運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいは、パネルを固定こていするボルトが適切てきせつに取り付とりつけられていなかったことが原因げんいんだとする報告ほうこく書しょを公表こうひょうしました。

NTSBは6日にち、西部せいぶオレゴン州しゅうの上空じょうくうで先月せんげつ、アラスカ航空こうくうが運航うんこうする旅客機りょかくきボーイング737MAX9の窓まど部分ぶぶんのパネルが吹き飛ふきとんだ事故じこについて調査ちょうさ結果けっかをまとめた初期しょきの報告ほうこく書しょを公表こうひょうしました。

それによりますと、パネルが動うごかないよう固定こていするための4本ほんのボルトが適切てきせつに取り付とりつけられていなかったことが原因げんいんとみられるということです。

事故じこのあった機体きたいは、去年きょねん8月つきから9月つきにかけて修理しゅうりのためボーイングのワシントン州しゅうの工場こうじょうに持ち込もちこまれましたが、残のこされていた当時とうじの写真しゃしんから、パネルを開閉かいへいした際さいにボルトが取り付とりつけられていなかったことが判明はんめいしたということです。

調査ちょうさ結果けっかについて、ボーイングのカルフーンCEOは「最終さいしゅう的てきな結論けつろんがどうであれ、ボーイングは今回こんかいの事態じたいに責任せきにんを負おっている。私わたしたちの工場こうじょうから出荷しゅっかされる飛行機ひこうきでこうした事故じこが起おこってはならず、品質ひんしつと関係かんけい者しゃの信頼しんらいを高たかめるため包括ほうかつ的てきな計画けいかくを実行じっこうに移うつしている」との声明せいめいを発表はっぴょうしました。