秋田あきた 今年度こんねんど クマ被害ひがい70にん過去かこ最悪さいあく 重傷じゅうしょう患者かんじゃの9わりかおにけが

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Feb 7, 2024 17:02 1
Furigana
Journal japonais
秋田あきた県内けんないでは今年度こんねんど、クマにおそわれるなどしてけがをしたひとは1つきまつまでで70にんのぼり、過去かこ最悪さいあくとなりました。このうち秋田あきた大学だいがく病院びょういん搬送はんそうされた重傷じゅうしょう患者かんじゃの9わりかおにけがをっていたことが大学だいがくへの取材しゅざいあきらかになりました。

秋田あきた県内けんないでは今年度こんねんど、クマにおそわれるなどしてけがをしたひとは1つきまつまでで70にんのぼり、これまででもっとおおかったとしの3ばい以上いじょうとなりました。

このうち重傷じゅうしょうった20にん治療ちりょうたった秋田あきた秋田あきた大学だいがく医学部いがくぶ附属ふぞく病院びょういんによりますと、負傷ふしょう部位ぶい

かおが18にん全体ぜんたいの9わり

いで

上半身じょうはんしんうでかたなど上肢じょうしが14にん

あたまが11にん

下半身かはんしんのひざやももなどの下肢かしが8にん

きずかおあたま中心ちゅうしんだったということです。

かおにけがをした18にんくわしくと、

▽3にん片目かため失明しつめいしたほか

▽9にん骨折こっせつ診断しんだんされたということです。

このほか傷口きずぐち細菌さいきんのこ感染かんせんしょう発症はっしょうしたひとが4にんとなり、完治かんじするまでに2か月かげつちか入院にゅういんしたひともいたということです。

またおそわれたときの記憶きおく思い出おもいだ「フラッシュバック」にくるしむなど急性きゅうせいストレス障害しょうがい発症はっしょうするひともいて、こころのケアが必要ひつようひともいたということです。

治療ちりょうにあたった土田つちた英臣ひでおみ 医師いしは「クマによる被害ひがい全身ぜんしんにわたり、複数ふくすう診療しんりょう治療ちりょうに当にあたる必要ひつようあるが、とくかおがねらわれやすく重傷じゅうしょうとなりやすいことが患者かんじゃ傾向けいこうからもわかった。治療ちりょう長期ちょうきしやすくもと生活せいかつもどのが困難こんなんなる場合ばあいあるため、クマと出会であったらかおあたまかならまもってほしい」とはなしていました。

今年度こんねんどのクマ被害ひがい200にんちょう 環境省かんきょうしょう対策たいさく方針ほうしん提示ていじ

今年度こんねんど、クマの被害ひがいにあったひとくにのまとめでは1つきまつまでで218にんにのぼり、統計とうけいはじめて以来いらいはじめて200にんえる過去かこ最悪さいあく被害ひがいとなっています。

都道とどう府県ふけんべつにみると、死亡しぼうしたひと

北海道ほっかいどう岩手いわてそれぞれ2にん

富山とやま長野ながのでそれぞれ1にん

わせて6にんのぼりました。

また、けがをしたのは

秋田あきたで70にん

岩手いわてで47にん

福島ふくしまで15にん

青森あおもり長野ながので11ひととなり

東北とうほく地方ちほうでの被害ひがいが7わりめています。

クマが冬眠とうみんするとされる12つき以降いこう被害ひがいていて

石川いしかわで3にん

岩手いわてで2にん

福島ふくしまで1にん

わせて6にんがけがをしました。

クマによる被害ひがい過去かこ最悪さいあくなるなか去年きょねん11つき北海道ほっかいどう東北とうほく自治体じちたいくにに対にたい、クマをニホンジカやイノシシと同様どうように「指定してい管理かんり鳥獣ちょうじゅう」に追加ついかし、捕獲ほかく調査ちょうさなどかかる費用ひようくに支援しえんする対象たいしょうにしてほしいと要望ようぼうしました。

こうした要望ようぼうけて、環境省かんきょうしょう去年きょねん12つき専門せんもんによる検討けんとうかいげ、8にち指定してい管理かんり鳥獣ちょうじゅう追加ついかするかどうかについて、検討けんとうかいとしての対策たいさく方針ほうしん提示ていじすることにしています。

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