일본어 뉴스: 石川輪島入浴施設への日帰りバス運行がスタート

石川いしかわ輪島わじま入浴にゅうよく施設しせつへの日帰ひがえりバス運行うんこうがスタート

Feb 11, 2024 12:02

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんの影響えいきょうで断水だんすいが続つづく石川いしかわ県けん輪島わじま市しで、湯船ゆぶねにつかって入浴にゅうよくができる施設しせつまで日帰ひがえりで行いけるバスの運行うんこうが11日にちから始はじまりました。

石川いしかわ県けん輪島わじま市しでは、能登のと半島はんとう地震じしんの影響えいきょうで発生はっせいから1か月かげつ以上いじょうたった今たったいまも市内しない全域ぜんいきのおよそ1万まん戸こで断水だんすいしていて、自衛隊じえいたいなどの入浴にゅうよく支援しえんはあるものの、かけ湯ゆが中心ちゅうしんで湯船ゆぶねにつかるのが難むずかしい状況じょうきょうが続つづいています。

こうした中なか、石川いしかわ県けんは11日にちから輪島わじま市しの被災ひさい者しゃが羽咋はくい市しの大おおきな湯船ゆぶねがある施設しせつへ日帰ひがえりで行いけるよう無料むりょうのバスの運行うんこうを始はじめました。

午前ごぜん9時じ前まえに出発しゅっぱつ場所ばしょの輪島わじま市し町野まちの町まちにある東陽とうよう中学校ちゅうがっこうには、事前じぜんに予約よやくをした4人にんが着替きがえなどを持もってバスに乗り込のりこみました。

80代だいの男性だんせいは、「湯船ゆぶねに入はいるのは4日にちぶりです。きょうは天気てんきがよいし楽たのしみにして来きました」と話はなしていました。

50代だいの女性じょせいは「自宅じたくの断水だんすいが解消かいしょうするのはもう少もうすこしかかると言いわれています。毎日まいにち入はいっていたお風呂ふろに今いまは入いれない状況じょうきょうなのでつくづく水みずは大切たいせつだなと実感じっかんしています」と話はなしていました。

県けんによりますと、このバスは今月こんげつ22日にちまで、毎週まいしゅう日曜日にちようび、火曜日かようび、木曜日もくようびに出発しゅっぱつ場所ばしょを変かえて一いち日にち1便びん運行うんこうするということです。

申し込もうしこみは先着せんちゃく順じゅんで、電話でんわ番号ばんごう076-248-1455で、毎日まいにち午前ごぜん10時じから午後ごご6時じまで受け付うけつけていますが、利用りようしたい日ひが決きまれば、前日ぜんじつの午後ごご3時じまでに予約よやくをとってほしいとしています。

加賀かが市し歯科しか医師いしらが口くちの中なかを清潔せいけつに保たもつよう呼よびかけ

避難ひなん所しょでの避難ひなん生活せいかつが長引ながびくとストレスや食事しょくじの変化へんかから歯磨はみがきなど口くちの中なかのケアがおろそかになり、感染かんせん症しょうのリスクが高たかまるとして、石川いしかわ県けん加賀かが市しの2次じ避難ひなん所しょで地元じもとの歯科しか医師いしらが口くちの中なかを清潔せいけつに保たもつよう呼よびかけました。

2次じ避難ひなん所しょになっている加賀かが市しの旅館りょかんでは11日にち、地元じもとの医師いし会かいの歯科しか医師いし4人にんが歯はと口くちの相談そうだん会かいを開ひらきました。

歯科しか医師いしはまず避難ひなんしている人ひとたちに、口くちの中なかで気きになるところや歯磨はみがきの状況じょうきょうなどを聞き取ききとりました。

そして、避難ひなん生活せいかつが長引ながびくと慣なれない環境かんきょうのストレスや食事しょくじの変化へんかなどで虫歯むしばが悪化あっかしやすくなることや、歯はを食くいしばって歯はの状態じょうたいが悪わるくなることがあることなどを説明せつめいしながらひとりひとりの口くちの中なかを確認かくにんし、歯磨はみがきの大切たいせつさを呼よびかけていました。