10
日、
石川県七尾市で、
建物の
片づけ
作業をしていた60
代の
男性が、
倒れてきたブロック
塀に
挟まれて
意識不明の
重体となっている
事故で、
現場周辺で
復旧作業にあたっている
人からは、「2
次被害に
気をつけたい」といった
声が
聞かれました。
10日昼すぎ、七尾市一本杉町の醤油店で、地震の被害を受けた建物の片づけ作業中にブロック塀が倒れて60代の男性が塀に挟まれ、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、ブロック塀は店と隣の建物との間にあり、高さおよそ1メートル30センチ、幅およそ3メートル30センチで、店の関係者ら数人で作業をしていたときに倒れてきたとみられるということです。
店は古い町並みが残る七尾市中心部の一本杉通りにあり、地区は今回の地震で大きな被害を受けていて、復旧にあたっている人からは作業中の事故により一層注意したいといった声が聞かれました。
営んでいる文具店が地震で被害を受けた78歳の男性は、「私も片づけをしていてあと半分は作業が残っています。余震もあるので2次被害に気をつけたい」と話していました。
また、近くに住む73歳の男性は「救急車の音を聞いて何かあったのかと思っていました。事故のことを知って驚きました」と話していました。