日本新聞: 女性殺害事件で無期懲役新潟地裁別事件で無期懲役の被告に

女性じょせい殺害さつがい事件じけんで無期むき懲役ちょうえき新潟にいがた地裁ちさい別べつ事件じけんで無期むき懲役ちょうえきの被告ひこくに

Nov 18, 2022 18:11

Furigana

新潟にいがた県けん新発田しばた市しで女性じょせいを相次あいついで襲おそったとして無期むき懲役ちょうえきが確定かくていしている被告ひこくが、一連いちれんの事件じけんとは別べつに20歳さいの女性じょせいを殺害さつがいした罪つみに問とわれた裁判さいばんで、新潟にいがた地方ちほう裁判所さいばんしょは無期むき懲役ちょうえきを言い渡いいわたしました。

喜き納おさめ尚吾しょうご被告ひこく（39）は、▽新潟にいがた県けん新発田しばた市しで女性じょせい4人にんを相次あいついで襲おそい、このうち1人にんを死亡しぼうさせた罪つみや、▽逮捕たいほ後ごに裁判所さいばんしょから逃走とうそうした罪つみなどで、2018年ねんに無期むき懲役ちょうえきの判決はんけつが確定かくていしていました。

その後そのご一連いちれんの事件じけんとは別べつに、2014年ねんに同おなじ新発田しばた市内しないで当時とうじ20歳さいの会社かいしゃ員いんの女性じょせいが運転うんてんする車くるまに乗り込のりこみ、わいせつ目的もくてきで連れ去つれさって殺害さつがいしたなどとして服役ふくえき中ちゅうに逮捕たいほ・起訴きそされ、あらためて殺人さつじんなどの罪つみに問とわれました。

裁判さいばんでは、検察けんさつが「すでに確定かくていした罪つみを再ふたたび処罰しょばつすることはできないが、刑けいの重おもさを判断はんだんする際さいに考慮こうりょすることは許ゆるされる」と主張しゅちょうし、「身勝手みがって極きわまりない犯行はんこうで、立ち直たちなおりは期待きたいできない」として死刑しけいを求刑きゅうけいしていました。