おととし、薬を正しくない方法で生産している会社が見つかりました。そのあと、ほかの会社でも問題が見つかりました。国は、問題がある会社に、しばらく薬の生産を止めるように言いました。このため、病院や薬局では薬が足りなくなっています。
薬の会社の団体は今年8月、病院などに届けることができない薬や遅れている薬がどのぐらいあるか調べました。223の会社に聞くと、遅れたりしている薬は、1万5036のうちの28.2%でした。去年より7.8ポイント増えました。
遅れたりしている薬の41%はジェネリック医薬品でした。ジェネリック医薬品は、新しい薬の特許がなくなったあとに、別の会社が作った安い薬です。
専門家は「薬が十分に生産できるようになるまで、2、3年かかると思います」と話しています。
