国籍を問わず、民間人と軍人も区別せず、沖縄戦などで亡くなった24万1632人の名前が刻まれています。ことしは新たに申告のあった沖縄県出身の38人と、県外出身の3人の合わせて41人の名前が追加されました。
砂川さんは「去年はコロナの影響で来られませんでしたが、ことしは母を自宅に残し姉と2人で来ました。叔父には『心安らかに眠ってください。戦争を二度と起こさず平和に暮らしていきます』と伝えました」と話していました。 また、姉の厚子さん(56)は「戦争で亡くなった人たちを忘れてはならないと思います」と話していました。
新垣さんは「父親がどこで亡くなったかわからず遺骨も見つかっていません。毎年、父親に会うためここに来ています」と話していました。 新垣さんは母親と姉とともに3人で沖縄本島北部に疎開しましたが、母親は戦後マラリアで亡くなったということです。 新垣さんは「布団もないかやぶき屋根の建物の中で母親の熱を下げようと直接、頭に水をかけていました」と、時折ことばを詰まらせながら当時の様子を振り返っていました。
男性は「子どもたちに先祖を大切にしてほしいという思いで毎年来ています。沖縄戦のことをありのまま学び、戦争について自分自身で考えてほしい」と話していました。 8歳の息子は「手を合わせ、戦争で亡くなった先祖に天国に行ってくださいと伝えました。悪い人がいない世界になってほしいです」と話していました。
朝早くから祈り
叔父を亡くした女性「心安らかに眠ってください」
父と姉亡くした82歳男性「そばで艦砲射撃の破片で亡くなった」
叔父を亡くした女性「祈り続ける…」
80歳男性 姉2人と幼なじみ亡くす「供養は生き延びた自分しか…」
叔父と曽祖母亡くした85歳男性「命からがら歩いて逃げた」
父の名前が刻まれた82歳男性「毎年 父親に会いに来ています」
親族10人以上が亡くなった86歳男性「平和な世の中を」
親族10人で訪れた男性「子どもに戦争について考えてほしい」
戦跡などめぐる女性ガイド「伝えていきます」
76年前、昭和20年の沖縄戦では住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が亡くなり、沖縄県は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」としています。
各地で平和への祈りがささげられていて、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園には朝早くから遺族などが訪れ、戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」の前で花を手向けたり、手を合わせたりしています。
平和祈念公園では正午前から沖縄県主催の戦没者追悼式が開かれています。
ことしは沖縄県に緊急事態宣言が出ていることから県外からの来賓や一般の県民の参列を見送り、例年5000人規模だった参列者の数が去年よりさらに少ないおよそ30人に絞られました。
式では玉城知事が「平和宣言」を読み上げて国際平和の実現への貢献に向けた決意を述べるとともに、来年で本土復帰から50年の節目を迎えるに当たり、在日アメリカ軍の専用施設のおよそ7割が集中する沖縄の過重な基地負担の解消を訴える方針です。
「平和の礎」亡くなった24万1632人の名前が刻まれる
「平和の礎」は戦後50年の平成7年に沖縄戦の最後の激戦地、糸満市摩文仁に建設されました。
「平和の礎」ではことしも朝早くから祈りをささげる人たちの姿が見られます。平和の願う祈りに包まれる沖縄の声です。
宜野湾市の砂川いづみさん(54)は沖縄戦で船の乗組員として軍に徴用された叔父を亡くしました。
沖縄戦で父親と2歳年上の姉を亡くした那覇市の82歳の男性は「姉は一緒に沖縄本島北部に逃げている時、すぐそばで艦砲射撃の破片にあたって亡くなったので当時のことはよく覚えています。きょうは『いつも見守ってくれてありがとう。みんな元気です』と伝えました。平和がいちばんで、戦争には反対です」と話していました。
20歳で叔父が徴兵され、場所が分からないまま亡くなったという浦添市の翁長明美さん(67)は妹と一緒に手を合わせたあと、亡くなった叔父の若い頃の写真を持って涙を見せていました。
翁長さんは「亡くなった母からは『弟はとっても優しくて、もし生きていたらもっと幸せだった』と口癖のように言っていた。私は母の気持ちを聞いてるので、この平和の礎に来ないわけにはいかない。コロナの影響で自粛とかありますが祈りを続けるのは変わらない」と話していました。
沖縄戦のさなか、祖父母とともにごうを転々としながら逃げたという豊見城市の高良正信さん(80)は「当時4歳だったので沖縄戦の記憶はほとんどありませんが、地上戦で亡くなった姉2人と幼なじみの供養は生き延びた自分にしかできません。あと10年はここに来られるように元気でいたいです」と話していました。
沖縄戦で叔父と曽祖母を亡くした南城市の85歳の男性は「沖縄戦の時は9歳で家族で沖縄本島南部のごうに避難していましたが、日本軍に追い出され命からがら北部に歩いて逃げました。最近は戦時中のように個人の自由が奪われつつあるように感じます。一人ひとりが自由に意見を言える社会、そして平和を強く望んでいます」と話していました。
中城村の新垣勲さん(82)は沖縄戦で犠牲となった父親の名前が刻まれた平和の礎の前で手を合わせました。
父やいとこなど親族10人以上が戦争で亡くなって平和の礎に名前が刻まれている八重瀬町の86歳の男性は「沖縄戦の時は11歳で八重瀬から金武まで夜に歩いて逃げました。当時、ブンブンと降り注ぐ艦砲射撃が光っていた様子を今も覚えています。父たちには安らかに眠ってくださいと伝えました。願うのは平和な世の中ですが、基地がなくならないと沖縄には本当の平和は訪れないと思っています」と話していました。
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平和の礎に妻の曽祖父の名前が刻まれている浦添市の48歳の男性は親族10人ほどで訪れました。
沖縄戦の戦跡などをめぐるバスツアーのガイドとして働く豊見城市の20歳の女性は「沖縄戦のことは学校の平和学習で学んできましたが、この仕事を始めてからより身近に感じられるようになりました。私たちにできることは戦争の悲惨さを伝えることなので、しっかり伝えていきますと戦没者に誓いたいです」と話していました。
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