森友学園に関する決裁文書の
改ざんに
関与させられた
近畿財務局の
職員、
赤木俊夫さん(
当時54)が
自殺したことをめぐる
裁判で、
国は22
日、
赤木さんが
職場に
残した「
赤木ファイル」を
裁判を
起こした
妻の
雅子さんに
開示しました。
ファイルには抗議の意思を伝える赤木さんのメールや、当時の佐川宣寿理財局長が改ざんを直接指示したとする財務省職員のメールなどが含まれていましたが、改ざんの理由などを具体的に示すものはありませんでした。
23日、大阪地方裁判所で開かれた裁判で、雅子さんは国に対し「夫が苦しい立場に追い込まれながらファイルを残してくれたのだと思うと、涙が出そうになった。しかし、ファイルを見ても佐川さんの指示がどのように夫まで伝わったのかその具体的な経緯は明らかになっていません。夫の代わりに国民の皆さんに何があったのかをすべてを明らかにしてほしい」と求めました。
また、ファイルの文書がすべて開示されているのか確認するため原本を示すよう求めました。
国側は、原本を示すことについて「必要がない」と拒みましたが、協議の結果、来月16日までに改めて回答することになりました。
赤木さんの妻 雅子さんは
裁判のあと
取材に
応じた
雅子さんは「
ファイルの
コピーに
残されたメールを
見れば、
夫が
正義感が
強く
誠実な
人間だったと
分かると
思います。そういう
夫でよかったと
思います」と
声を
詰まらせました。
そのうえで「ファイルの内容が開示されたもので本当にすべてかどうかは、国にしか分かりません。改ざんや差し替えを行う国を信じることはできず、黒塗りの部分も含めてすべてを明らかにしてほしいです」と話していました。
財務省「真摯かつ適切に対応」
財務省は、いわゆる「赤木ファイル」を裁判所と原告に提出し、23日口頭弁論が行われたことについて、「近畿財務局の職員がお亡くなりになったことについては、誠に残念なことだと考えており、改めて深く哀悼の意を表したい。訴訟において原告が提出を求めていた資料については、今般裁判所及び原告に提出したところだ。引き続き、裁判所の訴訟指揮に従いつつ、国として真摯(しんし)かつ適切に対応してまいりたい」というコメントを発表しました。
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Sep 16, 2025 07:09