Japanese News: 眞子さま異例の「儀式なし」「一時金辞退」会見での説明は

眞子まこさま異例いれいの「儀式ぎしきなし」「一いち時じ金きん辞退じたい」会見かいけんでの説明せつめいは

Oct 1, 2021 20:10

Furigana

宮内庁くないちょうの加地かじ隆治りゅうじ皇嗣こうし職しょく大夫たいふは1日にちの記者きしゃ会見かいけんで、結婚けっこんに伴ともなう儀式ぎしきなどが行おこなわれない形かたちとなったのは、小室こむろさん側がわの「金銭きんせんトラブル」への批判ひはん的てきな意見いけんなどを踏ふまえ、秋篠宮あきしののみやさまが、多おおくの人ひとが納得なっとくし2人にんの結婚けっこんを喜よろこんでくれている状況じょうきょうではないと判断はんだんされているためだと明あきらかにしました。

また、眞子まこさまが以前いぜんから受け取うけとらない意向いこうを示しめされていた一時いちじ金きんについては、宮内庁くないちょう長官ちょうかんが、内閣ないかく法制ほうせい局きょくとも相談そうだんのうえ、本人ほんにんの受け取うけとらない意向いこうが明あきらかであるような場合ばあいまで政府せいふが支出ししゅつ義務ぎむを負おうことにはならないと判断はんだんしたことで、眞子まこさまが受け取うけとりを辞退じたいされることになったと説明せつめいしました。

女性じょせい皇族こうぞくの結婚けっこんに伴ともなう「一いち時じ金きん」とは

皇族こうぞくが皇室こうしつを離はなれる際さい、品位ひんいを保たもつことを目的もくてきに「一いち時じ金きん」が支給しきゅうされることが皇室こうしつ経済けいざい法ほうで定さだめられています。

女性じょせい皇族こうぞくが結婚けっこんにより皇室こうしつを離はなれる場合ばあい、「一いち時じ金きん」の上限じょうげんは

▽「内親王ないしんのう」が1億おく5250万まん円えん

▽「女王じょおう」が1億おく675万まん円えんとなっていて、具体ぐたい的てきな金額きんがくは、総理そうり大臣だいじんを議長ぎちょうとする「皇室こうしつ経済けいざい会議かいぎ」が開ひらかれて、決定けっていされることになります。

平成へいせい以降いこう、上皇じょうこうご夫妻ふさいの長女ちょうじょで内親王ないしんのうだった黒田くろだ清子きよこさんや女王じょおうだった、高円宮たかまどのみや家かの次女じじょの千家せんげ典子のりこさんと三さん女じょの守谷もりや絢子あやこさんが結婚けっこんして皇室こうしつを離はなれていて、それぞれ、一時いちじ金きんの上限じょうげんが結婚けっこんしたあと支給しきゅうされています。

一方いっぽう、昭和しょうわ41年ねんと昭和しょうわ58年ねんに三笠みかさ宮みやご夫妻ふさいの長女ちょうじょの近きん衞まもる子こさんと次女じじょの千せん容子ようこさんが結婚けっこんして皇室こうしつを離はなれた際さいには、それぞれ内親王ないしんのうの上限じょうげんの9割わりの額がくが支給しきゅうされていました。