能登半島地震で
被災した
石川県輪島市の
避難所からの
要望を
受け、
岐阜県池田町は
当初予定していた
男性ではなく
女性の
職員2
人を
派遣することになり
辞令の
交付式が
行われました。
女性の
被災者などは
男性に
相談しにくい
悩みを
抱えている
ケースがあり、
積極的な
声かけをして
いくとしています。
池田町の女性職員2人は今月21日から28日まで輪島市に派遣され、避難所の支援業務にあたることになっていて18日は役場で辞令が手渡されました。
当初は男性の職員を派遣する予定でしたが、現地の避難所から「女性職員を派遣してほしい」との要望があり、女性に変更したということです。
避難生活が長期化する中、女性や高齢の被災者は男性に相談しにくい悩みを抱えているケースがあるとして、積極的な声かけをしていくとしています。
過去の災害でも避難所運営などを行う自治体の女性職員の数が少なく、女性のニーズに寄り添えないことがたびたび課題になりました。
辞令を受け取った会計課の宮川加奈子課長は「生理的なことはなかなか男性職員には相談しづらい。被災者の方ががまんしていることはないか、しっかり声を聞いていきたい」と話していました。
同じく辞令を受け取った保険年金課の上村葉月主事は「女性にしか話せない悩みもあると思う。まずは被災者に寄り添い、目線を合わせてなるべくたくさんの悩みごとを拾い上げ、解決につなげたい」と話していました。